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701 いつものこと☆
わたしは書店で本を買った。そして家へ帰って、テーブルへ置く。それから雑事をしていたら、ウチの子が本の上に乗って(座って)いた。毎度のことだが、邪魔である。退いてもらおうと手を出すと、猫パンチをお見舞いされる。これもいつものこと。仕方ない。少ししてから、また本を読もう。わたしはそう思い、ベッドへ横になった。
わたしは、10分くらい、うとうととしていたようだ。ベッドから起きようとすると、ウチの子がわたしの顔のすぐ横にいた。わたしはびくっとしたが、特に気にせずにトイレへ行った。そして今度こそ本を読もうとテーブルを見る。すると、そこには、本の上に乗ったウチの子の姿があった。またかい! いつまでも本が読めないじゃないか。わたしは仕方なく、本の上にいる猫を床へおろした。もちろん噛まれたのは言うまでもない。




