688 12歳の誕生日プレゼント ☆
先日ウチの子(猫)は、12歳になった。人間で言えば60歳越えた感じだろうか。人間だと、色々と衰えを感じるだろう。ウチの子も、眠っている時間が長くなった。
しかし、変わらない物もある。それは食欲だ。子猫の頃からそうだった。とにかく食欲がありすぎる。毎日ではないが、体重も計り、きちんと食事をあげている。が、足りないようで、コルクマットをかじったりする。おかげで猫がかじった箇所にはガムテープを貼るため、床はガムテープだらけになっている。わたしはもう諦めた。とりあえずガムテープを貼っておけば大丈夫だからだ。
そんなウチの子が12歳になったからと、友人がプレゼントをくれた。それは猫のごはん。カリカリである。とても美味しそうなごはん。いつあげようかと思っていたが、わたしはちょっとした悪戯を思い付いた。猫が寝てる時に、ごはんの匂いを嗅がせたらどうなるだろうか。
そして決行日。猫はソファーで丸くなって寝ていた。そこへわたしは、ごはん(カリカリ)の入った小袋を開けて、猫の側へ持っていった。すると、即起き出して、ごはんを持っているわたしの手を掴もうとした。物凄い瞬発力である。焦らしても可哀想なので、すぐにお皿へ移すと、猫はそこへ飛び込んできた。普段は寝ている時間だが、やはり食欲が勝るようだ。まあ、食欲があるのは良いことだ。そう思って猫を見守った。
改めて誕生日おめでとう。そして、プレゼントをくれた友人もありがとう。




