表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
681/715

681 膝へ ☆

 ウチの子は抱っこが嫌いだ。抱っこすると爪を切られるか、病院へ連れていかれるかと思うのかもしれない。確かに抱っこすると、爪を切るし、病院へ連れていくことが多い。

 でも、わたしは抱っこしたい。もふもふするのも夢だった。現実は厳しいが……。

 そんなウチの子もわたしの膝へ乗ることがある。それは、顔回りを搔いて欲しい時だ。わたしの顔を見上げて、「さあ、搔きなさい」とばかりに顔を差し出す。わたしは当然猫の要求に応える。右に左にと搔いてあげる。そして、いつもなら嫌がるあごの下も。

 普通の猫はあごの下を搔くと喜ぶと思うかもしれないが、ウチの子は違う。手をあごへ持っていくと噛まれるのだ。それが搔いて欲しい時はやってくる。やはり我が儘な猫である。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ