672 スミマセン ☆
ウチの家の床はコルクマットだ。下の階に猫の足音が響かないようにするために敷いている。
だが、最近コルクマットが汚れてきた。そろそろ新しいものに変えようかと思い、早速わたしはホームセンターへ行ってコルクマットを買ってきた。
さあ、敷くぞ! と思うも自分ではやらず、業者さんに頼むことにした。コルクマットは二枚重ねにしているのだ。つまりかなり大変ということだ。
業者さんが来る日、ウチの子はケージの中へ入れた。午前中はそこで寝ていたので良かったが、午後になって騒ぎ出した。「出せ!」と言っている。
しかし、業者さんがいるのに、簡単には出せない。と、しばらくウチの子の鳴き声が続いた。すると外からくしゃみなのか、「うるさい!」と言ったのか、わからないものが聞こえた。これはまずいと思い、業者さんに断ってから、ウチの子をケージから出して、ベッドのある部屋へ移動した。が、そこの扉は閉まらない。何かが引っかかっているのだ。
とりあえずウチの子を部屋に置いて、閉められる所まで扉を閉めた。少し開いてしまうので、ウチの子のベッドを立てた。これでなんとか大丈夫だろう。
ウチの子は隣の部屋を気にしていたが、鳴きやんで、わたしの膝に乗ってきた。やれやれとわたしが撫でていると、わたしのベッドの上で眠りについた。どうやら、わたしのベッドで寝たかったらしい。気づかなくてゴメン。
そして、近所迷惑になったなら、スミマセン。




