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669 嘘でしょ!? ☆

 わたしは渡したい物があり、海外の友人へ荷物を送ることにした。もちろん宅配業者へ依頼した。


 ピンポーン


 インターフォンの音がした。ベッド(わたしの)で寝ていたウチの子がびっくりして、わたしの後ろを走り抜けて行った。そんな中わたしは玄関を開けて荷物をお願いした。

 しかし、簡単にはいかなかった。今までもその友人には荷物を送っていたが、これまでとはやり方が異なるとのこと。なんと、中身を全部確認するそうだ。なんたること! 全ての物をプチプチ(緩衝材)で包んでいるというのに!

 

ヤ○トさん「そう変わったんです」

わたし「全部プチプチに入れてあるので無理です」(←切れ気味)


 困ったヤ○トさん。 


わたし「わかりました。開けますよ」


 わたしは仕方なくガムテープを剥がした。そこに見えるのは15個のプチプチに入った物。そう、わたしは友人への愛ある嫌がらせのため、全てを分けて包んでいたのだ。それも厳重に。


挿絵(By みてみん)


わたし「どうぞ見てください」(←やっぱり切れ気味)

ヤ○トさん「……はい」


 結局は一緒に確認することになった。わたしは送る物の一覧表を作成していたため、それでなんとか終わった。そしてヤ○トさんは帰って行った。

 わたしがヤ○トさんとやり取りしている時にウチの子の姿が見えなかった。わたしの切れ気味な声と知らない人の声とでびくびくしていたのかもしれない。わたしは猫の名前を呼んだ。するとウチの子は優雅に寛いでいた。というより、寝ようとしていた。ソファーの上で。心配したのに!(←また切れ気味) まあ、怖がっていなかったなら良かった。しかし、大変な35分間だった(←時間かかり過ぎ)。


挿絵(By みてみん)


ちなみに、友人には私の愛の嫌がらせは通じなかった模様。

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