表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
655/715

655 あれ? ☆

 ウチの子の健康診断に行ってきた。午前中に病院へ行き、猫を預けて午後に迎えに行く。

 当然朝ごはんは抜き。病院の予約は9時半。いつもの朝ごはんの時間は7時前後。家を9時前に出ることにしていた。それまでは朝ごはんの要求に耐えなければいけない。わたしはひたすら寝たふりをした。

 そして病院へ行き、午後に迎えに行き帰ってきた。病院では萎縮していたらしいが、ウチに帰ってきたらいつも通り。そしてテーブルの上へ乗ってきた。わたしは正面から猫を見た。ん? ウチの子の何かが違うような。何だろう。この違和感は。うーん、よくわからん。

 よくわからないのでわたしは猫をそのままにしていたが、違和感に気づいた。猫を撫でている時だった。首輪! 首輪がない! わたしは慌てた。その首輪には、わたしと猫の名前、わたしの電話番号が書いてあるのだ。まずい! どこへ落とした? その日は健康診断へ行った。ということは病院? ん? 待てよ。そういえば帰りのキャリーバッグの中で随分と暴れていたような……。わたしはキャリーバッグの中を見た。するとそこに首輪があった。ほっ、良かった。しかしよく見ると、かなり古くなり、首輪を留める金具の穴が大きくなり外れやすくなっていた。これは新しい首輪を購入しなければ。早速今のと同じように、わたしの連絡先などを彫ってもらう首輪を注文した。名前などを彫ってもらうので、1ヶ月ほどかかるとのこと。それまではとりあえず今の首輪をわたしはウチの子に着けた。が、よく見ると、上下逆に着けていた。わたしは猫の首輪を外した。そしてまた着けようとすると、今度は嫌がり逃げ出した。言い方は悪いが、2回も首を拘束されるのが嫌だったのだろう。しかし着けなければ、いざというときに困る。わたしは猫を追いかけ、なんとか着けた。だが、1ヶ月後新しく購入した首輪を付け替えなければいけない。またその時は追いかけっこになるのだろうか。


挿絵(By みてみん)

いつも


挿絵(By みてみん)

あれ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ