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647 そこはちょっと ☆

 ウチのキッチンには縦に三段のボックス状のごみ箱がある。ごみを分別するためだ。上の段には可燃ごみ、2段目には不燃ごみ、3段目にはそれ以外(ビン、缶など)。手前に引いてごみを入れるようになっている。

 そのごみ箱を使っていたら、ある日ごみ箱が開けられ、ごみが散乱していた。犯人は一人(一匹)だ。ウチの子だろう。どうやら前足でごみ箱の取っ手の部分を引いたらしい。見事な散らかり具合だった。仕方なくわたしはごみを入れる側を壁に向け、ごみを入れる時だけ、こちらへ向けるようにした。

 だが、事件は起こった。わたしが仕事から帰ると、ごみ箱の近くにビニール袋が落ちていた。ふとそれを見ると、猫のウェットフードの缶の蓋だった。しかも蓋の裏に付いた分は全て舐められていた。わたしは戦慄した。ごみ箱の出し入れ口は壁側にしてある。それを引いて開けることは出来ない。とすると、上からビニール袋をひっばり出したということか。わたしがビニール袋をきちんとごみ箱に入れていなかったのだろうか。それにしても匂いでそれをひっばり出すとは……。既に恐怖である。ごみ箱は倒れていないのだ。どうやってそのビニール袋だけを出したのかは不明だ。とにかく猫のごはんに関するものは、ビニール袋を何重にもしなければいけない。

 そして何故か、ウチの子はごみ箱の上がお気に入りになってしまったらしい。正直そこはやめて欲しい。邪魔。


挿絵(By みてみん)


通常のごみ箱の向き


挿絵(By みてみん)


裏にしたごみ箱の向き


挿絵(By みてみん)


あれ? いつの間にか乗ってた





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