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612 病院へ ☆

 最近ウチの子が耳を掻いている。耳を見ても特に何も見えない。でも耳を掻き過ぎて傷が出来てしまった。

 そしてウチの子は元々右目からは涙が流れ続けるので拭いていたが、左目からも流れるようになった。さらに、鼻水が右からだけ出ている。

 病院だ!

 私は当然病院の予約を取った。が、病院の日、よく見ると、風邪っぽい症状はなくなっていた。あれ? 病院予約したんだけど……。いや、どちらにしろ耳のことがある。とりあえず病院へ連れて行かねば。

 ということは、キャリーバッグに入れるために捕まえなければいけない。午後、出窓のカーテンの向こうでまったりと寝ている猫をどう捕まえるか……。ちなみに私はその隣のベッドで寝ていた。とりあえずは名前を読んでみた。が、全く反応なし。カーテンと窓の間を見ると、眠そうな猫がいた。今なら……。わたしは猫を捕まえた。猫は眠かったのか、特に騒がない。よしよしとわたしがキャリーバッグへ入れようとすると、唸り声を出した。しかし、既に体の半分はキャリーバッグの中。今回はあまり格闘せずにキャリーバッグに入れることが出来た。

 猫は何が起こったのかわからないのか、眠かったのか、キャリーバッグで大人しくしていた。

 さて病院へ。診察を受けると、どうやら猫かぜ(ヘルペスウィルス)が悪くなったのではとのこと。注射をして、薬を飲ませ、採血をしてもらうことになった。心配だが、とりあえずは病院の先生に任せるしかない。猫を先生に預けると、わたしは待ち合い室へ。

 待つことしばし。

 「とってもいい子でしたよ」と先生。ええ、そうでしょうとも。ウチの子はわたしには女王様だが、縄張りを出ると萎縮してしまうのだ。

 とりあえずはこの日はこれで終わり、来週、採血の結果と、処置の経過について診てもらうことになった。

 家に着いたウチの子に、ウェットフードをあげた。喜んで食べていたが、来週も病院だからね。


挿絵(By みてみん)


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