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608 順番待ち ☆

 朝、ウチの子のごはん要求は激しい。わたしを起こすようにごはんを要求する。いつものことなので、わたしは気にしてないが。

 そしてごはんをあげると、もちろん鳴いて喜ぶ。わたしがごはんの袋を持ち、猫が先を歩く。わたしがお皿にごはんをカランカランと入れると、すぐに食べ出す。

 その間に、わたしは猫のトイレ掃除だ。最後に行うのが水の取り替え。

 が、キッチンのシンクの上にいるのは、猫。ごはんを食べた後は水を飲むからだ。水を水道から飲みたくて、わたしが水道水を出すのを待っている。わたしは水道をチョロチョロと出す。それを猫が飲む。それが結構長い。で、わたしは猫の水入れを持って待っている。

 猫はわたしを振り返り、わたしを見てから、また飲みだす。わたしは猫が水を飲み終わるまで、猫用の水の器を持って待つことになる。水を飲むのは良いことだが、早くして。会社に遅刻する!


挿絵(By みてみん)

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