表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
604/715

604 欲しい言葉 ☆

 今やペットブーム。犬よりも猫を飼っている人の方が多いとか。

 そんな中、ネットやニュースなどで、ペットの最期についての記事が目につくようになった。もしもウチの子が……と考えるだけで、涙が出る。でもいつかは旅立っていくもの。そう考えると、今のうちに色々と猫にしてあげたくなる。

 そしてわたしは猫に囁く。「大好きだよ」「愛してるよ」と。

 猫の表情は変わらない。それでも構わない。わたしは言い続ける。猫への想いを。猫は静かに聞いている。わたしの側で。じっとわたしを見つめながら。

 そんな猫に、また「大好きだよ」と伝える。微動だにしない猫。まさか……。「……ごはん食べるの?」「くう!」

 明快な答えが返ってきた。ああ、今の猫にとっては、「ごはん」が一番欲しい言葉なんだね……。まあ、健康第一で良いことだ。


挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ