表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
582/715

582 痛い ☆

 猫の歯磨きをしていた。最初は口を開けずに上の奥歯を磨く。そして口を開けて……。


「痛い!」


 噛まれたのである。といっても噛まれたというよりは、猫が口を閉じただけ。猫も噛んだという気持ちすらないだろう。

 しかしわたしの右人差し指にはしっかりと歯が刺さっていた。当然流血。すぐに手を洗い、絆創膏をした。だが、じんじんと痛む。

 猫に恨みがましい視線を送るが、どこ吹く風。ごはんの要求をし始めた。

 痛い。しかし猫は愛くるしい顔でこちらを見上げる。仕方ない。ごはん前に歯磨きをしたのはわたしだ。じんじん痛む指を押さえながら、猫にごはんをあげた。

 でも、やっぱり痛かったよ!!


挿絵(By みてみん)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ