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58 野良猫

 わたしの住んでいるところには、野良猫がいる。


 ある夜、縄張り争いか、発情期なのかはわからないが、猫の声がした。


「ミャオーン」

「フギャーッ」

「シャーッ」


 三匹位いるようだ。


 ウチの子(猫)がつられて鳴き出さないかと、ハラハラ見ていると、猫は喉を鳴らして、わたしにすりよってきた。

 ごはんが欲しいらしい。


 野良猫が外で大声で鳴いているのに、気にならないのだろうか。窓から外を見るとか、ないのか?


 ウチの子は、わたしの膝に乗り、ごろごろと喉を鳴らす。


 猫は外の様子など、我関せずといった感じだ。


 おそらく、ウチの子は、わたしを仲間だと思っているようだから、自分は猫というカテゴリーには入っていないと思っているみたいだ。


 ウチの子が、自分を猫だと気づくのはいつだろう。



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