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577 誘われた ☆

 土曜日の夕方。ウチの子がごはんを要求。いつものこと。ちなみにわたしはパソコン作業真っ最中。とりあえずごはんね、とごはんをあげる。

 そしてまたパソコン作業へと戻るわたし。するとパソコン近くのローテーブルに乗って、こちらを見て鳴く猫。


「くう」

「ん?」

「くう」

「ん?」


 そんなやり取りの後、ごはんの催促かと思ったが違う。「ごはん」という言葉に反応しないからだ。これは……寝たいんだね。わたしは電気を消してベッドへ入った。すると猫が私の体の上へ。

 やっぱり、と思うわたし。わたしと一緒でなければ寝ない猫。可愛いのだが、夜に作業が出来ない。という健康的な生活を送るわたしだった。


挿絵(By みてみん)

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