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 ごはんを食べたい!


 はいはい、わかってるよ。とはいえ、ごはんの時間ではないので、そう簡単にはあげることは出来ない。というか、してはいけない。

 なんとなくウチの子(猫)を上から見たら、太った気がするのだ。もしかして正月太りかもしれない。だから余計にごはんをあげることは出来ない。

 が、諦めることをしないウチの子。わたしがベッドに寝ていると、顔のすぐ横に来て、わたしをじっと見つめる。じっとじーっと。身動きもほとんどしない。わたしの目にロックオン。近い時は、わたしの鼻と猫の鼻が10cm程度。そんなに欲しいのかと思いつつも、わたしは耐える。ウチの子の視線に。

 しかし、いつまでこの戦いは続くのか……。


挿絵(By みてみん)

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