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508 首輪 ☆
ウチの子（猫）は首輪をしている。迷子札が首輪に掘り込まれている特注品である。猫の後ろにカチッとはめるだけの首輪だ。最近ウチの子を後ろから見たら、首輪が切れそうになっていることに気づいた。これはヤバいと、また同じ所に注文を出した。しかし全く同じ首輪はなかった。似たような物で首輪に猫の名前とわたしの連絡先を入れてくれるように頼んだ。
それから一月。わたしは首輪を頼んだことなどすっかり忘れていた。ポストに不在票があるのを見て、なんだろうと見ると首輪だった。
再配達の依頼をして、待つことしばし。
ピンポーン
来た来た♪
わたしは中身を出して眺めた。なかなかいい出来だと思う。ウチの子にも差し出してみたが、全く無反応。君の首輪だよ！だが、いつ取り替えるか、それが問題だ。（噛みつかれるため）
