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50 エアコンを消したのは

 夜、暑くて目が覚めた。

 点けていたエアコンが止まっていたのだ。


 わたしは、猫に向かって、


「エアコン消したでしょ。暑いよ」


 と、文句を言う。

 きっと猫が、エアコンのリモコンを踏んだに違いない。


 わたしは、エアコンを再び点けた。

 そして、またベッドに潜り込む。



 翌朝、テレビのニュースを見ていると、昨夜停電があったという。

 ゲリラ雷雨があったようだ。


 わたしは、寝ていたので気がつかなかった。


 もしかして、昨夜エアコンが消えたのは、猫ではなく停電のせい......?


 そういえば、もう一つのエアコンも点けていないのに、ランプが点滅していた。

 そのエアコンのリモコンは、猫が踏みつけられるような場所にはない。

 それに、いつも点けている空気清浄機が止まっている。



 わたしは、猫を見る。

 そして、謝った。


「疑ってごめん」

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