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446 静かにしてよ ☆

 わたしがトイレに入っている時だった。猫がトイレの前に来て、わたしに目配せをした。

 これはもしや……。

 わたしがトイレから出ると、キッチンのシンクの上で待っている猫。「水を出せ」との合図だ。わたしは蛇口を捻り細く水を出す。そして猫は飲み始める。わたしはというと、猫が水を飲み終わったら蛇口を止める役目があるため、側で待機する。

 そんな時だった。


 ミシッ


 わたしの後ろのテーブルで音がした。

 猫はとっさに振り返り、わたしを睨みあげた(ように見えた)。


「わたしじゃありません!」


 思わず猫に弁解するわたし。猫はまた水を飲み始めた。それから少しして水も飲み終わり、猫はキッチンのシンクから降りていった。

 わたしはため息とともに水を止めたのだった。


挿絵(By みてみん)

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