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437 カラオケ ☆

 ウチの近所に24時間営業のカラオケボックスがある。わたしは急に行きたくなり、朝の8時からカラオケボックスへ行った。フリータイムで入ったのだが、疲れてきたので2時間で出て家へと帰った。

 何故か疲労感がわたしを襲った。そのままベッドへ潜り込み、惰眠を貪っていた。

 しかしそんなわたしに不満を抱いたのが猫である。もちろんごはん欲しさから、わたしを起こそうとした。わたしと猫の寝ぼけながらの攻防は続く。

 そしてようやくわたしが起きたのは夕方。わたしが起きてベッドに座ると、猫が膝の上にやって来て、頬を掻けとばかりにわたしの手に自分の頬を押し付ける。

 しばらくしてから猫も満足したのだろう。猫はわたしを誘うようにキッチンへ。ごはんの催促だ。しかし、わたしが寝てしまっていたために、可哀想なことをしてしまったので、少し多めにごはんをあげた。

 やれやれと思っているところへまた猫が来た。食べたりないらしい。

 わかりましたよ。わたしは猫の食事に付き合った。


挿絵(By みてみん)

わたしの腕にしがみつく猫

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