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420 目が覚めた ☆
夜中にわたしは目が覚めた。お腹が空いたのだ。時計を確認すると、午前二時。ごはんを食べてもいい時間ではない。でもこのままお腹が空いたままだと眠れない。わたしはそっとベッドから出た……つもりだったが、猫が起きてしまった。そして始まるごはんの催促。
どうするべきか……とりあえずカリカリを三粒ほどあげてから、わたしは食パンを食べ始めた。もちろん猫に取られないように、寝室の扉を閉めて食べた。
わたしが食べ終わり寝室の扉を開けると、猫が凄い勢いで入ってきた。わたしはそれとすれ違いに食パンを隠しに行く。と思ったら、猫がわたしの手にある食パンを狙っていた。その素早さを何か他のことに活かせないものかと思う。
それにしてもお腹が空いて夜中に起きるとは、猫とわたしは似た者主従なのかもしれない。ちなみに、「主」は猫で、「従」はわたしである。




