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39 豪華ごはん

 ウチの子(猫)のごはんは、ドライフードだ。通常カリカリと言われている。


 カリカリにした理由は、カリカリの方が総合栄養食であるものが多いからだ。それに、ウェットフードだと夏は特に傷みやすい。


 しかし、ウチの子はウェットフードが好きだ。

 だから、誕生日などの記念日や、正月、ひな祭りなどの行事の日に、ウェットフードをあげるようにしている。


 そして、毎月誕生日である日にもウェットフードをあげている。勝手に、月誕生日と呼んでいる。


 ごはんをねだりに来たウチの子に、ウェットフードを見せる。

 すると、猫は喜びのあまり、尻尾が膨らむ。

 まるで狸のようだ。


 触ってみたい。わたしは絶対触ろうと思った。


 そして、ウェットフードを皿に入れ、いつもの場所に置く。

 猫はすぐに食べ始める。


 わたしは尻尾をそっと触る。

 ふわふわだ!


 猫は、ごはんに夢中で気づかない。

 わたしは、しばらく狸のような尻尾を堪能する。


 猫がごはんを食べ終わると、尻尾もいつも通りに戻ってしまった。


 次はいつ尻尾を触れるかなぁ。

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