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349 呼んだら ☆

 わたしは朝歯みがきをしていた。そして洗面室から出たら、猫がいない。ケージを見に行ったがいない。ごはんを食べ終わったらいつもケージにいるはずなのに。


「猫(本当の名前)……」


 わたしは呟いた。

 今度は寝室を見に行った。やっぱりいない。わたしは不安になって叫んでしまった。


「猫~!」


 すると猫はカーテンの隙間からわたしめがけて走ってきた。どうやら猫は外を見ていたらしい。わたしが呼んだから、慌てて走ってきたようだ。なんだか猫の方がわたしよりも大人な気がした。

 と思ったのも束の間。わたしが呼んだからか、猫はチェストの上からわたしを監視するように退かなかった。


挿絵(By みてみん)

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