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334 寝返りが…… ☆

 もう11月。朝晩は冷え込んでいる。猫は夜はいつも通りわたしのベッドで寝る。しかも寒くなったからか、わたしに寄り添うように寝るのだ。とても可愛い。だが、そこで勃発するのがベッドの奪い合いだ。

 わたしが寝返りを打つと、猫はそんなわたしに寄ってくる。しかし、寝返りは一度ではない。今度は反対側に寝返りを打とうとする。しかし、既にベッドの真ん中には猫がいる。仕方なくわたしは、ベッドの端で小さく寝返りを打つのである。


挿絵(By みてみん)

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