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320 猫パンチ

 ウチに初めて来る人が来た。遊びに来てくれたのだ。そして猫好きなその人は、まずはウチの子(猫)に挨拶へ。

 猫はケージの中にいた。猫の扱い方を心得ているその人は、まずは指を一本出して猫の前へ。猫は身を乗り出して、その指の匂いを嗅ぐ。そして猫の頭を撫でようとしたら、猫パンチが炸裂した。さすがに初対面では無理か……。

 その後、しばらくしてもケージからは出てこない猫。そこで、ごはんで釣ることにした。いただいたウエットフードを皿に入れて、猫に見せる。わたしはいつもの場所に置かずに、居間のテーブルの上へ。猫はそれでもがっついて食べていた。さすがは食欲魔神だ。そしてもう少し近くへと、わたしが皿を持ってわたしが座っているところまで持ってきた。猫はやはりごはんにつられてそのまま寄ってきた。そこで写真撮影会。なんとか写真を撮ることが出来た。


挿絵(By みてみん)



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