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265 スリッパ ☆

 わたしが憧れていたもの。それは、ルームシューズ。なんとなく響きが良い。今までずっと部屋では裸足だったが、ルームシューズを買いに行った。しかし店員さんが案内してくれたところにあったのは、スリッパ。今はこれしかないとのこと。仕方なく自分用にスリッパを買って帰った。

 そして、早速スリッパを出して履いてみたところ、猫が逃げ出した。何故?わたしはスリッパを履いたまま、猫に近寄った。しかし、明らかに怯えている。わたしは一旦スリッパを脱いで、スリッパだけを猫に近づけてみた。猫は匂いを嗅いでいる。きっと見慣れないものだから驚いたに違いない。そう思い、スリッパを履いていたが、猫は逃げるばかり。猫目線からすると、わたしの足が馴染み深いのかもしれない。

 結局、スリッパは二日ほどで履かなくなった。


挿絵(By みてみん)

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