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264 ふろく3 ☆

 わたしは「ねこのき○ち」という雑誌を購読していた。それには毎号ふろくがついてくる。そして、まだ出していなかったふろくを発見した。それは猫の家のようだ。円形状で、上には三角屋根がついている。それを組み立ててみることにした。

 わたしが説明書を読みながら組み立てていると、猫がやってきた。そして、わたしが持っている円形状の中へ入ろうとする。いやいや、まだ出来てないから。


「もう少し待ってね」


 わたしは猫に向かってそう言うと、組み立てを再開した。およそ五分後、猫の家は完成した。


「出来たよ!入っていいよ!」


 わたしは猫を呼び寄せた。猫は家の周りをぐるぐる回っているが、中に入ろうとしない。わたしは屋根を取り外してみることにした。すると、家(もうただの円形状の入れ物)に入っていった。やはり屋根が嫌だったのか。しかしそれからも、何度かその家に入っているのを見かけるようになった。少しだが、気に入ってくれたようだ。


挿絵(By みてみん)

屋根がある状態


挿絵(By みてみん)

屋根がない状態


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