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226 ねえ! ☆

 わたしがベッドでスマホを操作している時、気がつくと、猫がベッドの脇の床の上でだら~っとしていた。まあ猫は家の中どこでもごろごろだらだらしているので、わたしは気にせずにいた。

 すると、猫がわたしに向かって声を出した。


「くぅ」

「ん?」


 わたしは、猫をちらりと見てからまたスマホを見る。すると、また猫の声がした。


「くぅ!」

「ん?何?」


 猫は寝そべったままだが、こちらを見ている。どうやらごはんの催促のようだ。猫の態度だけを見ると、どこのお嬢様かと思うが、ウチの子(猫)は女王様だった。


挿絵(By みてみん)


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