表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/715

219 夜中の運動会

 夜中、喉が渇いて目が覚めた。わたしは猫を起こさないようキッチンへ向かった。しかし、猫は起きてしまった。

 わたしが水を飲んでいる後ろで、猫はベッドからソファまで一気に走り抜ける。そして、運動会は始まった。わたしの後ろをベッドからソファまで何度も行ったり来たり走り抜ける猫。こうなっては止められない。

 わたしはトイレに行き、猫が静まるのを待った。少しして静かになったのでわたしがトイレから出ると、今度はキッチンのシンクにいる猫を見つけた。どうやら走って喉が渇いたようだ。わたしは水道の蛇口をひねり、少しだけ水を出す。猫はそれをペロペロと舐めるように飲む。しばらくして水を飲むのをやめた猫は、今度は電気ポットの上へ。


 わたしは、猫が静かになったのでベッドへ向かった。下の階の部屋に迷惑をかけていなければ良いが。ペット不可の物件なだけに、それが心配だ。ちなみに、ウチは大家さんの許可を得て猫を飼っている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ