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207 落としもの

 猫が寝室にあるトイレを使っている。わたしはベッドで横になりながら、猫が砂を掘る音を聞いていた。この音はうんちだ。「小」をするときは砂をあまり掘らないが、うんちの時は凄い勢いで砂を掘り、用を足したあと、また埋める作業も長い。

 そんな時、猫が寝室の床を掻いている音がする。ん?と思い見てみると、小さなうんちの塊が床に落ちていた。猫はそれを隠そうと必死で床を掘っている。

 わたしがティッシュでうんちを取ったが、まだ匂いが残っているらしく、猫は床を掘る動作をやめない。わたしが消臭スプレーを出し床に振りかけようとした。しかし、猫の目は消臭スプレーに釘付けだ。わたしは猫を押しやりながら、スプレーをした。すると、猫は驚き、30センチくらい飛び上がると逃げて行った。その後猫がやって来てまた匂いを嗅ぐ。しかし、砂を掘る動作はしなかったが、しばらくその場所には近づかなかった。とりあえず、消臭スプレーの効果はあったようだ。


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