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205 水が飲みたい ☆

 わたしがトイレから出た時だった。キッチンのシンクの上に猫がいる。そしてわたしに目配せする。猫の言いたいことはわかっている。


「水を出せ」


 である。最近朝晩と水道の蛇口から直接水を飲むことが多い。蛇口を捻るのは、当然下僕であるわたしの仕事だ。猫もそれをよくわかっている。水のみ場があるのに……。何故か流れる水が好きなようだ。しかもキッチンのシンクの下に降りることなく、体を伸ばして上手く水を飲む。適応力の高い猫だ。

 そして今日もわたしは猫に使われる。


挿絵(By みてみん)

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