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194 あるごはん時

 猫がわたしにすり寄ってきたので、ごはんが食べたいのかと思い、皿にごはんを入れてあげた。しかしごはんは食べずにわたしにすり寄ってくる。わたしが猫をひとしきり撫でてあげると、満足して別の部屋へ行ってしまった。

 それから数時間後、わたしが昼寝しているところへ猫がやって来た。ごはんが欲しいのかと皿を見ると、先程のごはんが残されたままだ。わたしは、


「ごはんあるよ」


 と言ったが、猫は食べる気配がない。わたしは試しに新しいごはん袋から二粒ほど皿に入れてみた。


 カランカラン


 猫はごはんを食べ始めた。ごはんがあればいつでも食べていたのに!誰だ、こんな我が儘な猫に育てたのは!……わたしだ!一人でツッコミをしている場合ではない。要するに、わたしが皿に入れてすぐでないと食べないようだ。これもわたしへの試練なのか。


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