166 夜中の...... ☆
わたしは、夜中に目が覚めた。トイレに行きたかったのだ。わたしは起き上がり、ベッドの端に座った。すると、猫が起き出してわたしの膝に乗ってきた。わたしが猫を撫でてあげると、猫はわたしの膝で寛ぎだした。いやいやいや、トイレに行きたいんだけど。わたしは、猫をベッドに降ろしてトイレへ行った。
そして、わたしがベッドに戻ってくると、猫はベッドにいなかった。まあ、そのうち戻ってくるだろうと、わたしはベッドに横になった。
しばらくして、わたしは喉が渇いてきた。わたしは水を飲むために今度はキッチンへ向かった。そして、シンクのすぐ上にある小さな蛍光灯を点けた。するとそこには、電気ポットの上に乗った猫がいた。
「ぎゃあ!」
わたしは驚いて悲鳴をあげてしまった。しかし、猫は動じない。
どうやらわたしが電気ポットを点けっぱなしにしていたようだ。だが、温かい白湯が飲めるのはありがたい。わたしは、猫を床に降ろし、電気ポットからコップにお湯を注いだ。そして、電気ポットの電源を切る。
わたしがそのまま白湯を飲んでいると、猫が電気ポットの側まで上ってきた。電気ポットの上に乗るのを諦めていないらしい。
だが、電気ポットの電源は消したし、お湯もほとんど入っていない。危険性はないだろう。わたしは電気を消してベッドへ向かった。




