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143 大晦日

 大晦日の夜、わたしは家にいる。

 某お笑い番組を見ながら晩酌をする。そして、笑いながら年を越すのだ。


 しかし、猫にとっては大晦日も普通の日も関係ない。

 わたしがいつもより夜遅くまで起きていることに不満を抱いている。いつもわたしと一緒に寝るため、わたしが起きていると猫も一緒に起きているのだ。

 わたしは猫に向かって、「先に寝て良いよ」と言う。しかし、猫に通じることはない。


 わたしがテレビを見てケラケラ笑っている横で、猫は眠そうな目をして、わたしを見ている。


 一人(一匹)でベッドへ行けば良いのに、わたしが寝るのを待っている。

 最後はわたしの隣でうとうとし始める。


 そしてテレビが終わり、わたしが電気を消してベッドへ向かうと、猫がついてくる。

 わたしがベッドに入ると、猫はわたしの体の上で毛繕いをして眠りにつく。


 大晦日の夜くらいは夜更かししても許してね。


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