表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
121/715

121 皿

 ウチの子(猫)のごはんは、ドライフードであるカリカリだ。

 いつも皿にカリカリを入れてあげている。


 その皿は、いつでもピカピカだ。

 ウェットフードでもないのに、猫はカリカリを食べてから、必ず皿を舐める。


 カリカリの細かいものが皿に落ちるのだろう。

 猫は、粉の一粒も残さないように舐める。


 猫を飼っている知人に聞いたところ、カリカリなのに皿まで舐めるような猫は、聞いたことがないという。


 やはり、ウチの子が食欲魔神だからだろうか。


 わたしは皿を洗うため、持ち上げる。

 皿は、洗う必要がないほどピカピカだ。

 洗わなくても大丈夫そうだが、一応洗う。


 ごはんの皿の隣に並べてある、水が入った皿は、洗っているはずなのに、ごはんの皿より汚れているように感じる。

 ごはんの皿が綺麗なのは、猫がすぐに食べて舐めるからだろうか。


 恐るべし、猫の舌。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ