ひさびさのトキメキの予感!!!
とりま設定
主人公
⇒転生。普通の世界に。前世知識あり。標準装備なのに手玉に取るふりとかぶりっこしたりとか可愛い子愛でたりかっこいい人にきゃーってマイペースにしていたら、生まれ変わったら美人さんになっていただと…!?前世では冗談に終わっていたノリが通用するように。…うそ…ちょーおもろいんですけど…。これかっこいい人とイチャイチャラブラブできるじゃん!!!っと調子づいていた小中時代。まぁ精神年齢引き継いでいるため、同世代の男子は、ね、残念だけど…ということで特に本気になることも付き合うこともせず鈍感なふりしながら男の子振り回して、女の子は正義!かわいい!って愛で回している感じ。
それで、ある日超絶かっこいい人に出会うわけ。ドッキュン!と一目ぼれ!もう自分の容姿120%利用して近づくけど、相手にされず。それも当然その人片思いしていて、なにそれ、私超かわいいじゃん…なんで!?とまぁ、かなりKYなよくいる世界は私で回っているーっ的なノリでいくけど、ダメ。まぁ、最終的にその人の恋に協力しちゃって、その人はいいおにーちゃん。その人の彼女もいいおねーちゃん。恥ずかしい思い出もあるわけで素直になれないながらもツンデレな妹ポジに結局落ち着く。おにーちゃんには好みの顔なんで基本逆らえません。彼女公認で時々甘えさせてもらいます。
な、前提で物語ははじまります!
この部分を文章におこすかどうかは…謎デス。
いつか番外として過去編でかけたらいいなぁ。
1.
そんなこんなでおにーちゃん以上の人を見つけられないまま、幾多の男どもを袖に。気が付けば高校3年生。ふとした時、後輩にかなりかっこよくて、しかも来る者拒まず、去る者追わずの子がいると耳にする。ふーん…と話半分に聞きながら、最近ときめきも少ないしちょっと偵察してくるか、と見に行くと、……きゃーちょっとおにーちゃん以来の超タイプなんですけど!!!これは年上の魅力でメロンメロンにして愛でちゃおうか!そうしようか!!!とテンションあがってニマニマ。いつ押しかけよう、彼女と別れた時狙う?あ、でも私なら彼女いても余裕で勝てるでしょ、だって私よ??むふふーと機会を狙い、観察すること数日。あることに気が付く
…へぇ。
ぱっと見、彼女をそれなりに大事にしている。去るもの追わずって聞いてたからぞんざいな扱いかなーと思っていたから意外。でもそれより気になったのが…、
「…ねー、あのこってどんな子?」
「ん、どしたの?ってあの子…あぁ!確か、1コ下の神崎くんの幼馴染の子よ」
「へぇ、幼馴染なんだ。」
「そうそう。大事にしてるみたいよ。神崎くんってモテるでしょ?それでやっかみで呼び出しとかもあったみたいんだけど、その時神崎くんマジ切れしたみたいでさー。その件の子たち視界にも入れなくなったらしくて、それ以来手だす子いなくなったて噂もあるくらい」
「ふうん」
「なになに??ゆうがそんなこと気になるなんて珍しいね?あーっ!もしかしてゆうも神崎くん狙い??」
「うん」
「やっぱり♪……って、ええ!?」
「あれ、そんなに?」
「そんなにって、あんた騒ぎはしてもそういう意味では一度もなかったじゃん!?」
「だって超好みなんだもん♪」
「うわー…これは、男どもがうるさくなるわ…」
「ふふふ。神崎君くらいかっこよかったらあきらめもつくでしょ?」
「…いや、年上と大人の恋愛を楽しんでいるっていう噂のゆうがついに同年代を相手に、しかも年下を相手にするようになったって騒ぐのよ」
「ええー。私神崎くん以外は同年代アウトオブ眼中なままよ?」
「それでもバカな男たちは夢みるのよ」
「あらまぁ」
「…あんたがこんなうざいこってことも知らずにね」
「ほんとにねー」
「あんたはちょっと改善する努力をしなさい」
「てへぺろ♪」
「にあうのがまたコ憎たらしい…っ」
「ふふふ♪」
なんてあほな会話をしながら“幼馴染ねー…ほんとにそれだけかな…”ってぼんやり考える。
ほんのちょっとした瞬間、神崎君があの子を見る目は片思いしている子のそれなんだけど…。おにーちゃんと同じ、大好きで大好きで仕方ないのに、手を伸ばせなくて苦しくて切ないっていう目。そして、幼馴染ちゃんも、神崎君を見る目はちゃんと恋する女の子の可愛い目。…まったく、両片思いなんて二次元だけで十分だっちゅうに。
やれやれ…なんて思っていたある日。
「…どうせ、私のことなんて好きじゃなかったんでしょ…っ!?もういい…っ!」
“バチン…ッ!”
「…ってー」
「…」
「…?」
「…いたそーだね?」
「はぁ…まぁ…?」
な、現場に遭遇。
そして弾みで、
「…ね、神崎君だよね?私3年の立川悠奈っていうんだけど…お付き合いしない?」
「…あー…まぁ、別に良いですけど」
「やった!かっこいいなーって前から思ってたの!よろしくね?」
告白しちゃった☆
おお、そして成功!当然!(ドヤァ)
「…そのかわり、」
「ん?」
「俺手早いですけど、大丈夫ですか?」
「もちろんいーよ♪付き合うんだもん!」
「…そーですか。なら良いですよ。よろしくお願いします」
「はい♪これからよろしく!」
『神崎くんとお付き合いできるよーになりました!』(キラッ
『…ちょっ、ほんとに!??』
『ふふふー♪エッチもきのーしたよ!ちょー上手だった!』
『ハァー!???』
てへぺろ☆