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ここからが本番だ(4)   

*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*




(あいつは、無茶ばかりするんだ。昔から・・・・。




ほんとは将軍と呼ばれ、この地位にいるはずなのは、ロキお前なのに。)




崖の茂みに、軍は到着していた。




これもすべて、ロキの誘導でだ。




(何千の兵士が居るのに、よくこんな人数が隠れる場所見つけたな・・・。)




感心してしまう。




そんなことしてる場合ではないが。




「将軍、弓兵を連れてきました。」




素っ気なく、報告するのは、副官のエレムだ。




長身の男で冷たい、性格はひねくれてるが、戦地では軍で一二を争う剣士だ。




一二を争うのはもちろん、エレムとリランだ。




こんなにも頼もしい剣士がたくさんいるとありがたい。




もちろん、俺<将軍>も強いがな。




(ロキは例外だ。あいつは人間として考えない。)






「あの崖に向かってくれ。全身白いからわかるだろう。」




そういい残し、立ち去ってしまったのだ。




そこで、今の現状だ。




崖に向かい、茂みの中には白い騎士服を着た男がいた。




戦いには、合わない服装。




顔は尋常なく、きれいだ。




世にいう、イケメンだ。




俺の軍を見尽けた瞬間挨拶をしてきた。




「このたび、ロキ隊長の副官を務めさせていただく、カルメンです。




将軍の意思も聞かず入隊してしまい、すみません。」




地面に膝を折りつける。




(どうせ、ロキがどこかから引き抜いてきたんだろ。)




すぐ、予想がついた。




「気にするな、カルメン。顔を上げろ。




そして、説明をしてもらえないか?」




優雅な仕草をするカルメンにどうしても目が行ってしまう。




(なんなんだ?)




「はい。隊長が国旗を掲げたタイミングで降りてきてくれと、仰っていました。」




すらすらと説明をしてきた。




(まぁ、大体分かった。主軍を攻め、大将を獲れということか。)




腕を回す。




(さて、出番だ。)




その光景を見た配下たちは準備をする音が聞こえる。




(また、ロキに一手取られたな。)




さぁ、血に染まる舞台の始まりだ。




*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*





読んで下さり感謝!!

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