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第二十話 神様と私と


綾人くんと私は、あらゆる文献を徹夜で調べた。

しかし、思うように欲しい答えは見つからず、疲れ果てた私は、気がつくと眠ってしまっていたようだ。


気がつくと、あの別荘の前にいた。

周りを見渡すと、前々回に見た夢の続きのようだ。

使用人が、赤子を殺すように命令されていた。


使用人は、一度赤子に向かい、石を振り上げた。

だが、赤子はそんな使用人に向かい、力強く泣き続けた。

まるで、生きたいと訴えかけているかのように。

鳴り響くその声に、徐々に使用人の腕は下がっていき、その瞳には薄らと涙が浮かんでいた。

使用人は石を放り投げ、赤子をそっと抱きしめた。

お母さんを守れなくてごめんな、そう何度も呟く使用人の指を、赤子はそっと握りしめた。



強い風が吹き、少し目を瞑り開くと、場面は変わっていた。


使用人は赤子を殺していなかった。

自分の故郷に戻り、自分の子供として育てていた。

そして、その子供の顔は、私の幼少期に酷似していた。


(もしかして……)

私は、その事実にぞわりと、体中で鳥肌が立つのを感じた。


ーー私は、自分が堕神の子孫である事を知った


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