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(カシェル)カシェルを頼る

ジネヴラは泉水の庭に戻り、アデラ王女を見つけて頭を下げる。


「アデラ様。カシェル様。どうかお助けください」

「無粋ね」


ジネヴラが勇気をもって申し出ると、アデラは不機嫌そうな顔を隠さなかった。

そして傍らのカシェルの腕に、アデラは腕を絡める。

カシェルが身動ぎして、頬を染める。

ジネヴラの心が痛んだ。


「アイザック王子がダリル王子を連れてどこかへ行ったのです。ダリル王子の身が危ない」

「まあ。貴方私の婚約者を貶める気?私だけじゃなく、彼まで…ひどいわ」


泣き崩れる彼女を、カシェルが支える。

そしてカシェルは、ジネヴラのことを哀れむような目で見た。


「もう、いいです」


ジネヴラは踵を返して、走り出した。

自分で何とかしなければならないと悟ったのだ。


「あらあら。王子様の方が大事だったかしら。とんだ天秤のかけ方だこと」


アデラ王女は収めていた短剣を、カシェルに気づかれないように彼の背中に回し。

思い切り、後ろから彼を刺した。


BadEND


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