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ワインを探す


「ええ。すこし探し物をしています」

「手伝おうか?」

「大したことじゃないの。でももういかなきゃ」

「またね、ジネヴラ」

「また今度、ダリル王子」


ダリルと別れ、ジネヴラは城の庭園を歩く。

白い鳥がジネヴラの上方を、飛んだきがして、思わず、ジネヴラは鳥を追いかけていった。


見覚えのない景色に、どこへいっていいかわからなくなったジネヴラは、思わず茂みにしゃがみこむ。

その近くを、立派なワイン墫を運んでいる給仕が通りすぎた。

先ほどから衛兵も巡回している。

少々場違いな気もするが今伝えなければ機会を逃してしまう気がした。


「ここに毒が含まれてます」


ジネヴラは叫んだ。


衛兵はワインをひっくり返しくまなく調べた。

毒は出てこなかった。


王は死んだ。

ジネヴラは衛兵に捕まり、牢に繋がれた。

その後彼女を見るものはなかった。




BadEND




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