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また、2位
ざわざわざわざわ
生徒C「流石鼠季首席だな。」
生徒D「2位は、猫屋さんか。あ!しかも、鼠季と1点差だよ」
生徒C「あの二人すげぇな」
(悔しいまた、2位……1位慣れなかった)
佳代「姫華大丈夫?」
姫華「うん。大丈夫」
裏庭へ向かった姫華の後を、佳代は追いかけた。
佳代「姫華?」
姫華「悔しいよ……佳代。うっ……うぅ」
ナデナデ
佳代は、裏庭にあるフラワーアーチ邸に連れて行った。
そこには若い姉弟で花を管理していた。
「あら?お嬢さん達いらっしゃい」
「ゆっくりしていくといいよ。」
男性の人が椅子を引き座るよう促した。
いつの間にか姫華は、泣き止み花に目をうばれていた。
姫華「とってもキレイ」
「有り難う嬉しいわそう言ってくれて、手入れのしようがあるわね。」
紅茶とお菓子を出してくれて、姫華の顔はすっかり笑顔に変わっていた。
姫華と佳代は、お礼を言い教室に向かった
ガラガラ
生徒E「あ!猫屋さんだわ」
生徒C「2位おめでとう。凄いね」
姫華「皆有り難う。」
(1点差ね。次は、首席を狙う絶対にそして生徒会長の座も……御父様に認めて貰う為に)