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十二支の生まれ変わりとあの子  作者: 金城栄華
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勉強会

佳代「姫華踊り場ほとんどの女の子達であふれかえっていたね。」  

姫華「だね。びっくりしたよ。」

佳代「あ!あそこにクレープ屋あるよ行こう姫華」

姫華「うん。」


店員「いらっしゃいませー」


姫華「何にしようかな?」

佳代「私は、バナナキャラメルにしよう。姫華は、決まった」

姫華「私はイチゴチョコレートにする。」


店員「有り難うございましたー」


佳代「姫華勉強教えてー」

姫華「いいよ。私の家に来る?」

佳代「うん行く」


ガチャ


姫華「ただいま」

母親「お帰りなさい」 

佳代「おじゃまします。」  

姫華「お母さん友達の花沢佳代ちゃん」

母親「あら可愛いらしい子ね」

姫華「でしょう?」

佳代「有り難うございます」

姫華「二階に行こう」

佳代「うん」  

ガチャ

姫華「ここが私の部屋」

佳代「キレイな部屋ね。」

姫華「有り難うじゃあ勉強始めようか?」

佳代「うん」

姫華「何が分からない?」

佳代「物理と英語と金融経済」

姫華「分かった。そうそう」

佳代「なるほど分かった。」

コンコン

姫華「はい」

ガチャ

母親「佳代ちゃんご飯食べていったら?」

佳代「え?もう、そんな時間なんですか?」

姫華「私の家夜ご飯早いの」

佳代「そうなんですね。母親に電話して聞いてみます。~うん。分かった。いいよって言ってたよ」

姫華「じゃあご飯にしよう」

佳代「うん。」

姫華、佳代「頂きます」 

佳代「この唐揚げ美味しいです。」

母親「それは、良かったわ」

佳代「春雨サラダも美味しいです。」

母親「フフ!それは、良かったわ。佳代ちゃんは、何が一番好きな食べ物ある?」

佳代「オムライスです。」

母親「じゃあ今度作るわね。」

佳代「本当ですか?」

母親「ええ勿論よ。」

佳代「嬉しいです。」

姫華、佳代「ご馳走様でした。」

母親「佳代ちゃん家まで送ってあげる」

佳代「そんな大丈夫ですよ。」

母親「ダメよ。暗い中女の子を一人で歩かせるの危険だわ」

姫華「送って貰いなよ?」

佳代「じゃあお言葉に甘えてお願いします。姫華明日ね」

姫華「明日ね。」

佳代「今日は有り難うございました。」

ガチャバタン


姫華「おはよう佳代」

佳代「おはよう姫華」


生徒A「そろそろテストがあるね」

生徒B「やだなぁ」


生徒A 「あの~猫屋さん勉強教えて欲しいんだけどいいかな?」

姫華「勿論。敬語じゃあ無くていいよ。」

生徒A「有り難う」

姫華「何が分からない?」

生徒A「数字と英語」

生徒B「私も、教えて欲しいんだけどいいかな?」


いつの間にか姫華の周りはクラスメイト達で押し合っていた。





 



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