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多田氷雨の作品集

何度目の『君を二度と泣かせない』だろう

作者: 多田氷雨


可愛い君。


愛しい君。


大好きな君。


君を絶対に泣かせない。


君を二度と泣かせない。


そんな男になろう。


君の頬を伝う、あたたかで透明な雫を見るたび。


やわらかくてあたたかい君を抱きしめるたび。


僕は心のなかで勝手に君に誓う。


何度も。


そう、何度も。


君を泣かせてしまい、その度に心のなかで誓っては破る。


いったい、いつになったら君を泣かせずにすむのだろう。


いったい何度目の『君を二度と泣かせない』なのだろう。


いったい、いつになったらそんな男になれるのだろう…


悲しみで頬を濡らす愛しい君を抱きしめながら。


僕は性懲りもなく、心のなかで君に誓う。


『君を二度と泣かせない』




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― 新着の感想 ―
[一言] 気をつけていても難しいものですね 大切にしたいのに気がつけば…… そしてまた決意するのでしょうね
[良い点] 辛い、悲しい、寂しいという感情の中で、涙は自然と出てしまいます。 そういうときに、こうやって支えてもらえると嬉しいですね。 素敵な詩をありがとうございます☆彡
[良い点] そんな男に出逢いたい。
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