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第5話~クリスマス~
その年の12月…
一生懸命、書いているミユウに母は、聞いた。
「何、書いてるの?」
【サンタさんにおてがみ~
でも、ママはみないで~】
「サンタさん、来てくれると良いね。」
【うん。でも…ミユウのところにも
きてくれる?】
「大丈夫!良い子にしていれば…サンタさんは、
きっと来てくれるからね!」
【よかった~】ミユウは、大喜び!
そして、クリスマスイブの夜…
大きなクリスマスツリーを見ながら、
両親と3人で、美味しそうにチキンや
クリスマスケーキを食べた。
夕食後父と、入浴するミユウは、
父にも同じく…聞いた。
【パパ~】
「どうした?」
【ミユウのところにもサンタさん
きてくれる?ミユウね~サンタさんに、
おてがみかいたの!】
「あぁ。必ず来てくれるよ!
ミユウが、良い子にしていたらな!」
【ママといっしょ~】
やっぱり大喜び!
【はやくサンタさんに、きてほしいから。
ミユウ、はやくねる~!
パパ・ママおやすみなさい!】と言って、
いつもより早く、母と一緒に寝室へ…。
母に、絵本を読んでもらいミユウは、
すやすやと眠りについた。