いきなり儀式⁈
9日が立った
ここ数日で人のような形をとるようになった漂っていた魔力が完全に魔王の形に変わっていく、これを配下たちや魔王のぺっとだった魔物たちが見守っている。
そして
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「うぅぅ、眩しい」
周りを見ると魔物たちがひざまずいている。
そうか、やっと生まれることができたか。
「皆ご苦労であった」
配下α「とうぜんのことです。」
なぜ私が配下を誉めたのかと言うと、生まれたところは王にふさわしい部屋に建築されていたのだ。流石に9日間しか準備できなかったので、立派なものではなかったが。
そして誕生するとすることになっている誕生の儀を始める。この儀式で新たな魔王誕生の宣言と配下達からの忠誠を受け取るのだ。
「では、これより誕生の儀を行う」
「配下9名、前へ出よ」
「はっ」
配下αは跪いている配下達の中から出てきて言った。
「配下を代表しまして私が誓わせてもらいます。」