魔王が討伐され、最強の魔王が生まれる
どうもこんにちは、うっでぃ です。
連載は遅くなると思いますが、のんびりと見てくださったらうれしいです。
では、
魔王がいるのが当たり前の世界に
どうぞ、、、
「わぁーーーー」
いち早くその知らせ受け取った人々が街で歓声を上げている。
人類が生まれたと同時に生まれた人類の敵である魔王22代がリーカ帝国とトレアニア公国、アードニア共和国の3国連合部隊に討伐されたのだ。
魔王に名前はなく形式的に人々からその魔王の色と何代目かの数字で呼ばれていた。例えば22代目はとても赤かったのでニニアという風に,,,,,,。
「今代の魔王のニニアは何かおかしい」
街中が朗報でにぎわっている中、リーカ帝国の軍事関係を取りまとめるフェルゴン大佐はため息とともにつぶやいた。
これからする第22代魔王ニニアとの大戦の後処理によって、帰るのは日付が回ってしまうだろう。
そう考えると、家で待っている娘と妻のことが非常に恋しくなり、リーカ帝国のアルテンヌ城の一室にあるフェルゴンの仕事部屋に置いてある、有名な画家のゴンホに描いてもらったフェルゴンの家族の娘と妻を観てしまう。
絵ではなく、本物に会いたいなと思っていると、23時の時刻が変わったことを知らせる鐘が聞こえてきた。