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今回はかなり前からご要望のあった装備品紹介です。

ここに載ってない装備品などはWikiで調べて下さい。

多分、出てきます。


 


 登場装備 


 日本編


 ・20式小銃

 20式小銃はSCARとHK416を足して2で割ったような形をしており、89式小銃の後継として自衛隊が採用した新型小銃である。

 豊和工業が開発した為、HOWA5.56とも呼ばれているが、正式名称は20式小銃である。

 HOWA5.56は20式小銃開発にあたって製造されたプロトタイプ名だ。

 採用から10年程が経った現在では殆どの部隊に行き渡り、これまで重くて整備性の悪い(部品点数が多い)64式小銃を使っていた後方や海自・空自部隊はこれまで主力部隊が使用していた89式小銃に切り替わっている。



 ・ネゲウ軽機関銃

 ネゲウはイスラエルのMHI社が開発した軽機関銃である。

 多数のバージョンがあるネゲウだが、自衛隊が採用したのは7.62mmNATO弾を使用するネゲウNG7である。

 つまりMINIMI軽機関銃の後継ではなく62式機関銃や74式車載機関銃の後継として採用された。



 ・22式装輪装甲車

 三菱が開発していたMAVである。

 2016年に開発された16式機動戦闘車とのパーツ共通化が行われており、後述の24式装甲戦闘車と共にファミリー化になっている。

 三菱重工が開発したが、国内産業維持の為コマツが製造を担当している。

 96式装輪装甲車と同様に12.7mm機関銃搭載のA型と40mm自動擲弾発射機搭載のB型がある。



 ・24式装甲戦闘車

 24式装甲戦闘車は89式装甲戦闘車の後継として開発された装甲戦闘車である。

 16式や22式とのパーツ共通化が行われ、ファミリー化している。

 24式に搭載されているのは40mmテレスコープ機関砲と言われる元々配備されていた89式装甲戦闘車の35mm機関砲より遥かに威力の高い兵装である。

 これは89式装甲戦闘車のように79式対舟艇対戦車誘導弾などのミサイルが搭載されていない為である。

 ちなみに24式装甲戦闘車も89式と同様に無限軌道式である。



 ・AAV8

 AAV8は三菱重工が自社資金で開発した水陸両用戦闘車である。

 だが、日本だけでは無くアメリカやイタリアなど世界各国に輸出される事になった傑作水陸両用戦闘車になった。

 AAV7とは違い装輪式ではあるが、コンバットタイヤを装着している為、一定以上の不整地での走行能力もある。

 ちなみに履帯式のAAV7はまだ退役していない。



 ・UH-2汎用ヘリコプター

 UH-1の後継として2019年から納入が始まった陸上自衛隊の汎用ヘリコプターである。

 見た目はUH-1と殆ど変わっていないが、エンジンが1基から2基になるなど、安全性が向上している。

 既に納入から10年程が経過しており、調達計画も終盤に差し掛かっている。



 ・AH-64E戦闘ヘリコプター

 AH-1S及び13機で調達が終了したAH-64Dの後継機である。

 AH-64Dの改修も含めて56機調達する計画で、既に計画は終了したのだが、新大陸の防衛も加わった為、陸上自衛隊は追加調達を検討している。



 ・25式高速滑空誘導弾

 名前だけ聞くとよく分からないが、別の言い方に直すと弾頭が特殊な巡航ミサイルである。

 12式地対艦誘導弾の発射プラットフォームと同じプラットフォームを使用する事でコストダウンを計っている。

 射程はA型が300km、B型が800kmであるが、現在更なる射程延長型のC型を開発中。



 ・もがみ型多機能護衛艦

 いわゆる3900t型多機能護衛艦(FFM)である。

 近年の欧州艦のような艦橋構造物が一体となっており、約22隻が建造される予定。

 世界で初めて円形型のCICを採用しており、新機軸満載の新型護衛艦である。

 1番艦建造から10年以上経過しており、バージョンアップされている。

 現在の最新版がバージョン3、台湾向けに輸出されるのがバージョン1改である。



 ・ぼうそう型輸送艦

 ぼうそう型輸送艦はおおすみ型輸送艦の後継として計画された1万3500t型輸送艦である。

 当初はアメリカのワスプ級のような全通甲板型の軽空母が予定されていたのだが、コストがかかり過ぎる事からサン・アントニオ級のようなドック型揚陸艦の建造が決定された。

 艦橋構造物を前部に寄せ、艦前部には対地支援用の5インチ単装速射砲が搭載されている。

 後部には2ヶ所のヘリパットが設置され、ヘリコプター格納庫も付いている。

 おおすみ型輸送艦は全3隻が建造されたが、ぼうそう型は海上輸送能力の強化により4隻が建造される予定だ。




 ・ひえい型多目的イージス護衛艦

 山口・秋田両県へのイージス・アショア導入見送りに伴い完全なる政治的理由により建造されたイージス護衛艦。

 これまでの【こんごう型】【あたご型】【まや型】などの各種イージス艦に採用されてきた海上運用用の最新鋭イージスシステムであるSPY-6では無く、陸上用のSPY-7を採用した為、艦艇は大型化し、システム改修などにより1隻2000億円もの高額艦艇となってしまった(超高額では無いのはズムウォルト級という先輩がいる為)。

 ただ、探知範囲や性能などは陸上用という事もありSPY-6より高性能である。

 イージス護衛艦なので対空特化ではあるが、SPY-7を運用する為にかなりの電力が必要だった為に現在レールガンの搭載計画が出ているが、どうなるかは不明。

 海上自衛隊の各護衛隊群に2隻づつのイージス艦を配備する計画とは別の政治的決定の為、扱いに困った海自は新たに第16護衛隊を新設し、別に建造した4隻の護衛艦と共に異例の6隻運用を行なっている。

 12中期防の第5護衛隊群新設計画により組み込まれる予定。




 ・1万2000t級大型多目的護衛艦

 こんごう型イージス護衛艦の後継として計画されていたのだが、転移による混乱によりアメリカからイージスシステムの供与が難しくなってしまい、更に仮想敵国の消失によるイージスシステムの過剰戦力により国産のFCSを搭載する事になった。

 更にはスフィアナのアスター級巡洋艦のような極めて高い攻撃力を有した護衛艦の建造が必要と判断し、対地・対艦・対空・対潜など全てをこなせるマルチロール艦艇の建造を決定した。

 また海上自衛隊初の電磁加速砲、所謂レールガンの搭載を予定している。



 ・4万t級航空機搭載型護衛艦

 4万t級航空機搭載型護衛艦は元々海上自衛隊内に極秘に存在した軽空母建造計画を加筆修正した計画である。

 12中期防により2隻の建造が決定し、具体的な内容なども決定され、後は予算の確保のみという状態だ。

 普通はこんなに早く決まらないのだが、防衛省内に計画が存在した為、来年度に起工、再来年度に進水と就役する予定である。

 ちなみに艦載機は当然の事ながら無いので、アメリカから保管状態(中古)の『FA-18E/F』をリースする予定である。

 『F-3』戦闘機の艦載機版開発にはイギリスの一部とアメリカも乗り気で協力する予定だ。

最も、『FA-18E/F』のリースは『F-3』もしくは『F-35C』の調達が前提なので、調達時期次第では手っ取り早く『F-35B』のSTOL方式の空母になる可能性も十分にあり得る。



 ・SH-60L哨戒ヘリコプター

 SH-60K改(能力向上型)として防衛装備庁が開発を続けてきたUH-60を原型とした(残って無いが)、哨戒ヘリコプターである。

 9年前から調達が始まっているので海上自衛隊の哨戒ヘリコプターでSH-60Jは既に1機も残っておらず、最新型のL型と1つ前のK型のみとなる。

 見た目はJ型やK型と殆ど変わって無いが、電子能力が強化された他、エンジンの換装により航続距離や速度も少し向上している。

 搭載量が増えた事により重量のある装備を搭載出来るようになった。



 ・F-15JSI戦闘機

 1981年から運用し始めた『F-15J/MJ』の約213機のうち近代化改修に予算が掛かり過ぎるPre-MSIP機と呼ばれる機体約100機は『F-35A』により代替され、20機は『F-3』に代替、残りのJ-MSIP機と呼ばれる近代化改修可能な機体を2022年から1機約50億円(F-15の機体価格は約100億円)掛けて近代化改修を行った。

 近代化改修を行った約80機のうち単座型の旧『F-15J』をSJ、複座型をMJと呼んでいる。




 ・F-3多用途戦闘機

 F-3は日本がアメリカとイギリスの企業協力により開発した多用途戦闘機である。

 正確にはF-3戦闘機開発と同時期に開発していたイギリス・イタリア・スウェーデンのテンペスト計画の一部を共有したのだ。

 エンジンや戦闘システム、新型ミサイル程度だが、かなりの部分を共有化している。

 日本とイギリスの機体は大まかな性能は同じだが、細部の性能は違う。

 例えば日本の『F-3』にはAAM-5空対空誘導弾やASM-3B空対艦誘導弾の運用能力も備えている。

 逆にイギリスのテンペストにはミーティア空対空ミサイルやアスラーム空対空ミサイルの運用能力がある。

 アメリカの『F-22』よりも大型化しているのは日本が強硬にXASM-3空対艦ミサイル4発搭載を主張したからである。

 その為、イギリスなどに配備される予定のテンペストは日本のF-3より一回り小さく仕上がっている。

 ついでに値段も日本の方が少し高価だ。





 スフィアナ編


 ・SR15小銃

 SR15小銃はスフィアナ歴4615年に採用されたブルパップ方式の小銃である。

 地球で言うとL85、AR21、AUG、95式などの小銃が俗に言うブルパップ方式である。

 強化プラスチックなどを多く採用している為、重量は付属品無しで2900gと非常に軽く、扱い易い。

 ワンタッチで部品交換なども出来る為、様々な派生型が存在する。



 ・SE-12E戦闘ヘリコプター

 SE-12EはSE-12汎用ヘリコプターの重武装化バージョンである。

 サリファでは世界的な航空機メーカーであるルクレール王国のSE.systemsが開発したS-10ヘリコプターを改良したのがSE-12である。

 開発国のルクレール王国陸軍のみならずルクレール王国の影響下にある多数の国々で採用されており、SH-12などの艦載型ヘリコプターなどのバリエーションも豊富である。



 ・アスター級ミサイル巡洋艦

 アスター級は前級であるレイルート級の後継として建造されたスフィアナ連邦海軍の主力ミサイル巡洋艦である。

 地球世界では巡洋艦はどちらかと言えば、かなり廃れた艦種だが、海洋面積が地球より遥かに広いサリファ世界では普通にある艦種だ。

 アスター級は対地・対艦・対空・対潜などに対応出来るマルチロール巡洋艦で、日本の次期大型多目的護衛艦のモデルになった艦艇である。

 第1〜第5打撃艦隊全てに配備される予定の艦艇で5隻建造予定のところ、これまでに4隻が就役している。

 ちなみに艦名は【アスター】【ラスター】【レスター】【ラフィー】・・・なんでや?



 ・エルセン級フリゲート艦

 エルセン級は今後の兵力の減少を予想して徹底的な省人化を図った先進艦艇である。

 結果的には兵力は維持された為、海軍の予想は外れたのだが、高性能AIを用いたお陰で他の同規模艦艇より30%少ない人員での運用が可能になった。

 日本のFFMと同様にバージョンアップされながら現在も建造されており、主に地方隊を中心に配備されている。



 ・スイレート級多目的航空母艦

 スイレート級はスフィアナ連邦国海軍第1空母打撃艦隊及び第2空母打撃艦隊に各1隻づつ配備されている中型空母である。

 見た目はイギリスのクイーンエリザベス級のSTOL版想像図に瓜二つであり、50機超の航空機を搭載・運用する事が可能である。



 ・SF-43.ライナー

 SF-43、通称ライナー戦闘機はルクレール王国で開発された大型制空戦闘機である。

 日本の航空宇宙自衛隊で言うF-15に値する位置付けであり、見た目もF-15にそっくりである。

 導入からかなりの年月が経っているが、改修を繰り返しており、未だにスフィアナ連邦国空軍の主力戦闘機である。

 日本がF-15の後継としてF-35Aを選択したが、SF-43の後継は未だに決まっておらず、暫く現役の予定である。



 ・SF-44.ヴァイパー

 SF-44はスフィアナが開発した大型多用途戦闘攻撃機である。

 特徴的なデルタ翼にガナード翼を取り付け、ラファールやユーロファイターのような見た目になっている。

 だが、ヨーロッパ製戦闘機より遥かに大きく、大きさで言うとF-15並みのサイズがある。

 運用思想としては日本のF-2と似通った思想で、自国に侵攻してくる敵艦艇を海上で撃破する事を想定されており、実際にスレイナ諸島を巡るアルテミスとの戦争で多数のアルテミス海軍艦艇を海に沈めている。

 後に後述するSF-46の配備により、今後姿を消していくと思われる。



 ・SF-45.ノヴァーク

 SF-45はスウェーデンのグリペンに似たマルチロール戦闘機である。

 開発国はミレネア大陸にある小国だが、各国で採用されている安価な戦闘機だ。

 短距離離着陸能力を備えたSTOL機なのだが、非常に高性能な戦闘機であるので、ミレスティナーレとの戦争で海外領土アルフヘイムに配備されたノヴァークはミレスティナーレ帝国海軍の戦闘機を多数撃墜し、キルレシオは0:50を超えている。

 ちなみにSF-45の後継は無人機であるSF-47である。



 ・SF-46.セイレーン/SF-47.シレーヌ

 SF-46及びSF-47はスフィアナが開発した多用途戦闘機とそれに管制される事を前提とした無人攻撃機である。

 世代で言うと第5.5世代だが、システムアップデートにより第6世代になる。

 ちなみに日英共同開発のF-3も第5.5世代でアップデート次第で第6世代になれる。

 SF-46はSF-44の後継だけあって、4発の空対艦ミサイルを機内のウェポンベイに収納可能で、非常に高度なアビオニクスを搭載している。

 その為か、1機辺りの価格も上昇しておりSF-46戦闘機2機でSF-45戦闘機を3機購入出来ると言われている。




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