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気持ちだけでは先走れない

 普段ならば、一也は自分の感じていることを素直に話せる。

 無論、時と場合を選びはするが、それほど隠し事はしない。

 だが横浜のあの件は別であった。彼の最も個人的な部分にもろに踏み込む事柄だから、というだけではない。

 もしヘレナらに話したとしよう。

 せっかく事件を解決した第三隊の功績に水を差してしまうのではないか、という恐れもある。

 更に言うならば、皆に心配をかけてしまうのではとも思っていた。



 その為、一也は自分の心のわだかまりをずっと一人で抱えていたのだ。

 話せたら楽だろうかと思いつつ、それは駄目だと自分を戒めてきた。

 今日こうして時雨に話す気になったのは、彼女はあの事件への関わりがないからである。



「そんなことがありんしたか......」



 時雨は一也のそうした事情は知らないまま、ただそれだけを呟いた。

 一也の顔は沈痛だった。

 悲嘆に暮れているというよりは、収まらない痛みを堪えているかのような辛そうな顔だった。



「人に話しても、どうにもならないのにな。何やってんだ、俺は」



 わざとらしく笑い、一也は火鉢の火を消した。

 白い煙がジュンと上がり、炭火の熱が消える。

 寒々しさが戻る前に寝てしまえとばかり、一也は布団をひっかぶった。閉じた瞼は重い。



「一也さんは優しい人でおすなあ」



「優しかったら銃なんか向けないさ。勘違いだよ」



「いいえ、優しいでありんすよ。許せない理由があったから、お友達にも銃を向けたなんしょ? それでも今も悔やむのは、一也さんがその人達との思い出を大事にしてるからでありんす」



「......かもな」



 時雨の気配が不意に動いた。

 自分の額に彼女の掌が乗った。体温を感じない手は、やはり生きている人間のそれではない。

 だが、その手が自分の髪を撫でてくれることは、何故か嫌いではなかった。



「わっちみたいに過去の思い出しかあらへん幽霊からみたら、そんな風に自分の思い出を大事にして生きてる方は優しいと思うんでありんすよ。一也さんはいい方でありんす」



 ふい、と薄れていく意識の中、時雨の声がどこか遠くに消えていく。それがただ心地好かった。




******




 昨日の九留島子爵との会話の展開を説明したのは、ヘレナであった。

 不快感を堪えかねているのか、話しながらも煙草が手放せない有り様だ。

 仮にも第三隊の隊長たる彼女がこれほど感情をあからさまにするのは、それだけで珍しい。



「死者を愚弄して止まず、丁寧に成仏させるべき時雨さんを我々の手から奪おうとした。立派な公務執行妨害だ。それに加えて、他にも死人の魂を兵器に転用するべく実験を繰り返しているという。もはや我慢ならん」



「う、うわあ......ヘレナさんが完全に切れちゃってますね」



「昨日はもっと迫力あったんだ。これでもましだよ」



 びびり気味の小夜子に、一也は声をかける。ヘレナは「当然だろう」とだけ短く言い捨て、顔を順四朗の方に向けた。



「順四朗、お前も異論は無いな? 九留島朱鷺也子爵を取り調べる。奴の領地の秩父まで遠征することになるぞ」



「正直言うて、あんまり気乗りせえへんねんけど」



「何?」



 その反応に意外そうに疑問の声をあげたのは、ヘレナだけではない。

 一也と小夜子も驚きの表情になる。

 片頬を指でかきながら、順四朗は目をすぅ、と動かした。その視線は時雨に向いている。



「ああ、何も時雨さんを九留島子爵に売り渡すとかいうこっちゃないで。彼女が無事に成仏出来るまで、己らが守ったる。それでええんちゃうかって話や。何もこれ以上喧嘩売らんでも、買わんでもかな、この場合は。とにかく真っ向からぶつからんでもええんちゃう?」



「つまり、彼が時雨さんにちょっかいかけてきたことも、死人による兵器研究も見逃せというのか?」



「そっ。前者は後は手出し出来んように用心すりゃええ話やろ。後者は言うたらあれやけど、ヘレナ隊長個人の使命感やん。ぐれごりうす鉄旗教会にとっちゃ、それが重要なんは分かるけどな。でも隊長個人やなくて、己ら全員動かそうっちゅうにはちょいと理由が薄弱とちゃうんか」



「――お前、痛いところ突いてくるな」



 順四朗の指摘に、ヘレナは唸った。

 なるほど、確かにその通りである。

 昨日は自分の中の倫理観に照らし合わせて、九留島子爵を断罪せんと息巻いた。

 しかし、それは自分の中の倫理観だ。

 警視庁特務課第三隊全体で考えれば、九留島子爵の件はまだ見過ごせる範囲に入る。



 "冷静に考えたら、俺達が出張る程じゃないのか"



 頭の中をフラットにして、一也も考えてみる。

 確かに、九留島子爵は現時点では何の捜査対象でもない。時雨を強奪しようとする為に、暴力を振るってきた訳でもない。

 思想の違いはあれども、それだけと言えばそれだけである。

 精々、今後はこちらに手を出さないよう警告文を送るのが席の山か。



 "だが、それでいいのか。このまま見過ごしていいのか"



 あの灰色のぎらついた目と、それを通して見える論理的(ロジカル)な狂気は無視し得ない。

 しかし同時にそうした印象や個人の感情では、捜査などには乗り出せないことも事実である。



「えーと、順四朗さんの言うことをそのまま受け取ると、私達は通常業務に徹して時雨さんを見守るということですか。でも、それじゃヘレナさんはどうするんですか?」



「私は一人でも奴等を捕まえに行くがな。捜査令状さえ教会の名前で出せば可能だろ」



「そんな真似危のうおす。あの方、普通やないでありんすよ!」



 小夜子の問いにヘレナが答えるが、すぐに時雨に止められた。

 青を基調とした色彩の裾の長い着物を着た幽霊は、ヘレナの袖にすがり付く。



「別にわっちの為やなく、ヘレナさん自身の倫理観で動こうとしてるんは承知やす。けれども、あの方は一人でどうこうは無理でありんす。やばいお方とわっちの勘が告げてるでありんす」



「忠告は有り難いが、これは私の問題だ。一人だからといって矛を収めては、それこそアイゼンマイヤー家の名折れになる」



「あの、ちょっといいですか?」



 時雨とヘレナの会話に割って入ったのは、一也であった。軽く右手を挙げるようにしつつ、全員を見渡す。



「どうした、三嶋君? 君まで止めてくれるなよ」



「そうじゃないですよ。思ったんですが、九留島子爵に他に何か事件に関与する疑いがあれば、第三隊全員で動くことに大義名分が出来るんじゃないかなあと」



「そやな。一也んの言う通り、要は九留島子爵はどこから見ても怪しいっちゅう情報か、あるいは事実があればええねん。本当に言いたかった点はそこ」



「あっ、順四朗さん、最初っからヘレナさん個人の件として見切りつける気なんかなかったんですね!? 優しい!」



 小夜子の指摘に、順四朗は涼しい顔である。

「そらまあねえ。隊長一人放り出したら、何するか分からへんからねえ」と嘘ぶくも、本心はもう少し親身であろうことは容易に想像がつく。

 頷きつつ、一也は敢えて別の選択肢を口にする。

 取り得る手は最初に並べて斟酌した方がいい。



「九留島子爵に何かしら怪しい点が見つかり、第三隊として動く大義名分が出来たとします。いや、敢えて出来なかった場合も想定しておきましょう」



 様子を伺うように、ヘレナの方を見る。彼女からの反応は「続けろ、聞く」という一言だけだった。



「分かりました。九留島子爵の興味の対象が時雨さんであることは明白です。大義名分が見つからずこちらから出向けなくても、彼らからもう一度行動を起こす可能性は高い。そこを今度こそ公務執行妨害で捕縛する、という手もありでは」



「悪くない。悪くないが、難点がある。基本的に待ちの姿勢になる為、奴等に時間を与えることになる。もし秩父に戻られて、死人研究の証拠隠滅を画策、あるいはこちらへの対策をされたら面倒だ。時間がかかるという意味では教会の捜査令状を発行し、尚且つ業務調整する必要があるから、積極的にこちらから出向くにしてもある程度は一緒なんだがな。それでも二週間もあればこちらは何とかなるだろ」



 優美に髪をかきあげつつ、ヘレナが応ずる。全員の理解が追い付いていることを確認してから、また話を再開した。



「それに、次にやりあう時は間違いなく実力行使に出てくるはずだ。つまり待ちを選んだ場合、帝都での戦いになる可能性が高い。正面切って攻撃を仕掛けてくるとは思いがたいが、それでも一般人に被害が出るというのは避けたい」



「あっ、それに時間的猶予があれば九留島子爵が陸軍に根回ししますよね。上層部同士で話通じさせて、こちらに不利なように仕向けるということもあるかも」



「小夜子君もいいこと言うじゃないか。そうだな、ただ時雨さんが成仏するまであと数ヵ月という期限はあるからな。九留島子爵が悪事を企むにしても、そこまで複雑な手は企てにくいだろうけれどね。順四朗、三嶋君、君らはどう考える」



 ヘレナの問いに対し、先に答えたのは順四朗であった。頭の中を整理するように、両目は閉じている。



「そやねえ。いずれにせよ、あの鼻持ちならへん子爵の尻尾掴んでみんと何とも言えんかなあ。それが見つかったんなら、個人的には出向いた方がええと思うわ。受け身に立つと、相手に考える余裕与えるからな。もし何も見つからんかったら、このまま時雨さんを守りきってそれで手仕舞やな」



「その場合は、私は個人的に九留島子爵を追い詰めることになるな。それはそれでありか」



「時雨さんの言う通り、危険な匂いがぷんぷんするから止めたいねんけどな。けど隊長に言っても聞かんやろ」



 苦笑しつつ、順四朗がゆっくりと目を開く。その視線を受け、今度は一也が口を開いた。



「俺も順四朗さんの意見に賛成かな。ヘレナさん一人に行かせるのも、東京で九留島子爵がいつ手出ししてくるかとびくびくするのも、どっちもあまりいいとは思えないから。それに第三隊の問題として大義名分を持たせた行動を取らないと、俺達の立場が無くなる」



「うーん、私もそれに一言添えたいですね。ヘレナさん、いいですか?」



「Natuerlich、悪い、もちろん」



 ヘレナの許可を受けた上で、小夜子は自分の意見を述べることにした。息を整えるように間を取り、手の中の珈琲カップを回す。



「私達、今の時点で九留島子爵のことについて知らないことばかりですよね。彼が秩父で具体的にどんなことをしているのかとか、秩父っていってもどの辺りに住んでいるのか。陸軍との繋がりの深さや、あの高城兄妹がいつ頃から仕えているのかとか、挙げていったら色々あると思うんですけど」



「確かにそれはそうだな」



「はい。だから、九留島子爵を捜査する為の手がかりを探しながら、情報収集も兼ねてそれを行えばいいと思うんです。あ、違うかな、九留島子爵の怪しい点を探れば自然とそれも出来る......こう言えばいいのかな」



「妥当だ。言いたいことは分かる、ありがとう」



 小夜子が話し終わったことを確認し、ヘレナが皆を見渡した。



「忙しい中悪いんだが、九留島子爵の身辺を洗ってほしい。彼に関することなら何でもいいが、特に事件に直結するとなると情報源は限られる......が、考えはある」



 カツ、と革長靴(ブウツ)の踵で床を鳴らし、ヘレナの視線が一也に向かう。



「三嶋君、伊澤博士から話を引き出してきてくれ。彼が九留島子爵とこれまでに接点があった、という昨日の推測を信じるとしよう。とりあえずの窓口としては悪くない。ああ、小夜子君と時雨さんも一緒に行ってくれるか」



「分かりました。昨日の件は明かしていいですか?」



「構わない。伊澤博士なら、おいそれと他に話を洩らすことも無いだろう。それにある程度頭が回る人間なら、陸軍が警察にちょっかいをかけるような微妙な件は簡単に口外しないよ。余計な摩擦を生むからな」



「そしたら、己は別方面からやな。高城兄妹でも調べよか。と言うてもまるでつてがないわな」



 順四朗が肩を落とす。



「大丈夫ですよ、順四朗さん! そこら辺も含めて私達でしっかり伊澤博士に聞き込みに行きますから!」



「わっちも手伝うし、大船に乗った気持ちでいて欲しいでありんすよ」



「ほな、お言葉に甘えて――」



「そんな訳あるか、お前にはお前にしか出来ない仕事がある」



 小夜子と時雨の言葉を受けて、そそくさと逃げようとした順四朗だったが、首根っこをヘレナに捕まえられた。

 長身の彼がじたばたと手足を動かす様は微笑を誘う。



「書類書いてくれよ。いいか、今回は根回しが重要だ。鉄旗教会の名で出す捜査令状は独逸(ドイツ)大使館に私が依頼するが、それの日本語での写しを作ってくれ。それとは別に秩父まで遠征するにあたっての費用概算と、主計部への予算申請の下書きも頼む。ああ、あと九留島子爵を捜査する理由が見つかった時の為に、警視庁へ提出する捜査令状発行依頼書の下書きもな。確か、あの書式は私の机にあったはずだ」



「え、そんなんほんまに証拠や手がかりが見つかってからでええやん」



「準備出来る物は前以て準備しとくんだよ、常識だろ? それに加えて秩父までの交通手段と地図の確保も頼むよ」



「人使い荒いな、ほんま!」



 とは言うものの、順四朗は口では不平を言いつつ仕事に取り掛かる。

 ヘレナも自分の机に戻り、見慣れぬ用紙を自分の文机から一枚抜き出していた。

 独逸(ドイツ)語で何やら書いてあることからも、その用紙がグレゴリウス鉄旗教会の物であると分かる。



「よし、行こうか。まずは伊澤博士に聞き込みだ」



「絶対あの怪しい子爵の首根っこ、捕まえてやりましょうね」



「みすみす実験なんかに使われては、たまらんでありんすよ」



 そして、一也ら三人もまた自分に課せられた仕事に就いたのであった。




******




 一也らが今後の方針を決め、各々が動き始めた同時刻。

 帝都東京の一角で、彼等の捜査対象たる人物は忠実な従者二人と共にいた。

 冬の弱い陽射しを斜めに浴びつつ、その人物は優雅に紅茶のカップを手に取っている。



「中々骨のありそうな連中であった。一筋縄では行きそうもないな」



 言葉とは裏腹に、その人物――九留島朱鷺也子爵は上機嫌であった。洒落た黒地のスウツに英国輸入のアスコットタイという、中々洒落た服装である。

 何処かのホテルと思われるこの洋風の広い部屋の雰囲気にも、ぴったりとこの男は収まっていた。



「彼らを訪ねるのであれば、私達も伴っていただければ宜しかったのですよ。御主人様お一人でなど、お手を煩わせてしまい――」



 微かな不満の色をその赤紫がかった瞳に込めつつ、高城美憂は新たなカップに紅茶を注ぐ。

 白磁のティーポットからとぽり、と赤みを帯びた茶が注がれた。その表面に映るは、彼女の兄である高城清和である。



「そう言うな、美憂。朱鷺也様も退屈あそばされていたのだ。浄霊祭以来あの幽霊を見張ってはいたが、付け入る隙が無かったのだからな。致し方あるまい」



「ふふ、そういうことだ。心配してくれるのは有り難いが、今の段階では杞憂に過ぎぬ。それにお前達の目を通してでは、やはり実感が沸かぬ部分もあったしな」



 ことり、とカップを卓に起きつつ、九留島子爵は小さく笑みを浮かべた。兄と妹が身じろぎ一つせずに注視する中、彼は少しの間考える。



「だいぶ屋敷も空けておることだし、一度戻るか。どのみち奴等は必ず追ってくる」



「お屋敷にですか。しかしもし第三隊が来なければ、あの花魁の幽霊を逃すことになりはしないでしょうか?」



「あと二、三ヶ月は成仏までに時間はあろう。そうよな、二ヶ月経過して奴等が来なければ、その時は帝都まで出向こうか。三度目の正直とあらば、少々手荒な手段を使うもやむを得ぬ」



 美憂の問いに答えつつ、九留島子爵の左手が卓の上を踊る。機嫌の良い時の癖である。

 かた、かたたと左手の爪が軽快な音を立てる中、九留島子爵は新たな指示を出すことに決めた。



「清和、美憂。五日後に帝都を出る。それまでにお前達は可能な限り、第三隊の動向を探れ。いや、探るというより奴等を観察せよ。恐らく戦うことになる相手だ、敵を知って損は無い。ただし今は手は出すなよ、面倒なことになる」



「「はっ、仰せのままに」」



 清和と美憂が同時にひれ伏する。執事服とメイド服の二つの黒が、部屋の絨毯に広がった。



「清和、あの刀使いの男をどう見る。中々の腕前ではないかね」



「恐らくは。戦う現場を直接見た訳ではありませんが、身のこなしや雰囲気から察する限り」



 清和が顔を上げる。青紫がった双眼は、先程までより幾分鋭さを増している。



「ふふ、そうか。ではお前はあの男を探れ。どうせならば、興味を引く相手の方が望ましい。美憂、お前はあの銃士と呪法士だ。お前の血液呪法とは間合いが噛み合うであろうからな」



「承知いたしましたわ、御主人様。あの、戦うことを避けさえすれば声はかけても宜しゅうございますか?」



「その辺の加減は各自で任せよう。何か話したいことでもあるのかね?」



 主人の問いに、美憂は微笑を一つ浮かべた。だがその表情とは裏腹に、可憐な少女の唇は殊更に冷たい響きを生んだ。



「うふふ、大したことではございませんわ。遺言くらいは聞いてあげないと可哀想。それだけのことですわ」

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