prologue
お久し振りです。颯奈夜です。
新たな小説を書き始めました。未だ先を全く考えて居ない段階です。今迄書いて来た小説の中で一番ノープランの小説と言っても過言では在りません。ジャンルすらあやふやです。
何の様な展開に為るか、此のprologueから読み取れる水月の人物像を膨らませて考えて行きたいと思います。
結末を迎える事が出来るのかを含めて、皆さん、一緒に楽しんで行きましょう。
尚、『吸血鬼の慟哭』に登場したW(先生)のシリーズも書きたいと思って居ます。書き始めたらそっちの方が高頻度で更新されるかも……。
何はともあれ、其れではどうぞ、お楽しみ下さい。
結局の所私は、私自身の人生なんて如何でも良いのかも知れない。
prologue
氏名、水主水月。
渾名、みずちゃん、みづ、すいすい、等。
性別、女。
年齢、十七歳、間も無く十八歳、高校三年生、受験生。
肩書、特に無し。
特技、特に無し。
趣味、雑多。
性格、自信家にして小心者。
長所、何でも人並みに熟せる事。
短所、何でも人並みにしか熟せない事。
尊敬する人物、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
将来の夢、特に無し。
座右の銘、因果応報。
彼氏居ない歴を訊いて来る愚者は居ない事を願う。
容姿、普通並みと自負して居る。
身長、一七〇センチメートル。 体重を訊いて来る愚者は居ない事を願う。
スリーサイズを訊いて来る愚者は居ない事を願う。
好きな色、黒、紫。
好きな宝石、誕生石で在るルビー……プロフィールは此れ以上必要無いだろう。
唐突だが、私には好きな人が居る。恋愛的意味合いではない。誰にでも好きな人の一人や二人居るものだろう?
結城舞。彼女は私の親友にして、私の好きな人の一人で在る。今迄も、此れからも。
そう、仮令何が在ろうとも私は彼女の事を死ぬまで好きで居るだろう。
誓いでも何でもない。
其れは、判然とした事実だった。