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学歴コンプレックス

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

頭が良くなりたいと、思ってますよ。

まぁ、極度のコンプレックス持ちなんですよ。

この歳まで生きてきて、まだまだ若造と窘められる事もそれなりに多い人間ではあるけれど、それなりに気付く事も多い。

多分、私は学歴にコンプレックスがある。それもちょっとやそっとじゃ拭い切れない程の。小学生の時に言われた外見の事を些細な物にしてしまう程の。

だから『お洒落をする』という事から尽く離れ、延々と知識を集め、思考を繰り返す様になったのだと思う。


ダサくはないが地味、兎に角地味。何時も薄手のワイシャツにジーパン、それからスニーカー。そう当の本人も自己申告する程に、お洒落に全く興味が無い人間だった。

それでも紆余曲折を経て仲良くなった時に、余計なお世話を承知で『興味あるなら、お洒落しようよ。絶対楽しいよ』と言ったら、やんわり断られた。興味がないと。

でもそれは嘘だと知っている。ロリータ服を賞賛し、着飾る人を全肯定する様は、とてもお洒落に興味が無い人間とは思えなかった。

じゃあ、なんで?

「私は皆が行きたくないような、三流大学の出身なんですよ。本当、名前言った途端、顔を顰められる様な、馬鹿にされる様な。どうにもそれが物凄いコンプレックスみたいでしてね、どうにかして、見返してやりたいと、心の底で思っているみたいなんですよ」

何度目か分からない大正浪漫な喫茶店での雑談で、彼女は漸く話してくれた。

「どうにも、知識に対してはそれなりに誇りを持っていた様でしてね。それなのに、そんなに大学しか受からなかった事が、痼になっている様なのです。愚かでしょう? 下らないプライドにしがみついているんです。他の全てをかなぐり捨てる程に。

あぁ、でも、可愛い人、格好良い人、綺麗な人、そんな方々を見るのは好きですよ。大好きです。目の保養になりますし、何より楽しそうに頑張っている人を見るのが好きなんです」

彼女はそう、笑顔で返した。とてもコンプレックスを抱えている人間には思えなかった。

「貴方も頑張っているから。楽しそうに頑張っているから、もう、コンプレックスは克服していると思うよ」

「まぁ、それはそれは」

彼女は静かに笑った。とても誰かを僻む様な人間には思えなかった。

頭良くないんですよ!!

(是非、キレ気味な声で再生お願いします)


三流大学の出身で、名前を言ったら馬鹿にされそうな大学出身なんですよ。

行きたくない大学ランキングにも乗りました。

気持ちが痛いほど分かるので、反論出来ませんでした。

(良かったのはお友達ですかね。優しい良い子達です)


だから、ちょっとでも頭が良くなる様に、考えたり、分析したり、調べたりしながら、物を書いてます。


そんなクソみたいなコンプレックスがえげつなくて、人の助言にあんまり耳を傾けません。

特にお洒落に関しては。


綺麗さは何時か失われるもの。

とか言い訳したって本質はこれです。

頭が良くないのに外だけ着飾って何になる!! 馬鹿にされて終わりだろ!!

という極度のコンプレックスからです。


でも何かを頑張っている人が好きなんです。

お洒落にしても、勉強にしても。

私もそうなりたいと思ってます。

自己肯定感上げるための手段ですね。


何時か飽きる程知識を集めた後に、お洒落を肯定出来るようになりたいと思います。

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