純文学〔文芸〕
『純文学』なんて、随分と大きく出たものです。
芥川賞でも狙っているのでしょうか。
そんなことよりグラフです。
グラフ6-1【純文学〔文芸〕】作品数(年)
2017年 2,898 ■■□
2018年 3,226 ■■■
2019年 3,108 ■■■
2020年 4,227 ■■■■
2021年 4,489 ■■■■
2022年 4,301 ■■■■
■は1,000、□は500以上1,000未満
2023/01/31取得、検索範囲指定『初回掲載日』
2020 年。作品数が激増しています。
何があったのか、気になりますが、まあ……。
ポイントはどうでしょうか。
グラフ6-2【純文学〔文芸〕】上位100件の総合ポイント合計(年)
2017年 093k ■■■■□
2018年 082k ■■■■
2019年 144k ■■■■■■■
2020年 187k ■■■■■■■■■
2021年 243k ■■■■■■■■■■■■
2022年 237k ■■■■■■■■■■■□
■は20k、□は10k以上20k未満
数値は千の位までの概数(百の位を四捨五入)
2023/01/31取得、検索範囲指定『初回掲載日』
こちらも激増しているように見えますが、まあ……。
文字数はどうでしょう。
グラフ6-3【純文学〔文芸〕】上位100件の文字数合計(年)
2017年 2,116k ■■
2018年 3,013k ■■■
2019年 6,442k ■■■■■■
2020年 2,101k ■■
2021年 2,408k ■■
2022年 0,533k □
■は1,000k、□は500k以上1,000k未満
数値は千の位までの概数(百の位を四捨五入)
2023/01/31取得、検索範囲指定『初回掲載日』
なんか……ひどいな……。
極端な短編傾向ですが、これは過疎ジャンルあるあるです。
長編は存在するのですが、読者が少ないので、ポイントが集まらないのです。
つまり、ポイントの天井が低い。伸び代が小さい。
こうなると、長編は並み居る短編の中に埋没してしまい、さっと読める短編にはポイントが付き…………総合ポイント上位は短編だらけになります。
このジャンル。
真面目に『純文学』っぽい何かを投稿されている方もいらっしゃいますが、実際の使われ方は『「なろう系」以外なんでも置き場』でしょう。
特に何か面白い傾向が見られるわけでもないので、筆者としては、まあ、特に何も語ることがない感じです。
次のページでは、ジャンル『ヒューマンドラマ〔文芸〕』について見ていきます。