表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クソ異世界にラリアット  作者: 狂兵
『ざまぁ』するにもまずは地盤を固めましょう編
9/60

8話.俺の相方よりもまともな奴が仲間になったのだがそれが一時的だけなんてまじでありえないのだが。

「クソがっ!!」


 何発目になるか分からない蹴りでオークを仕留める。


 レベルが2上がったぶん少し早く奴等を倒せるようになった気がするが、それでもまだまだレベル差がある為俺の通常攻撃だけじゃオークを倒すのには時間は掛かっていた。


「おつかれさまでした〜」


 あれからずっと不貞腐れモードのリズは、明らかに棒読みで労いの言葉を掛けてくる。


 正直相手するのも面倒臭いので、そんな彼女の態度にも一切触れずにガンガン先に進む。


 それにしても洞窟に入って、もう何時間経ったのだろうか。


 今はまだ昼なのか、夕方なのか、はたまた夜なのかすら分からない。


 洞窟探索というのは思ってた以上にストレスが酷い。


「誰だっ!?」


 凛とした女性の聞き慣れない声が周囲に響く。


 しかし辺りを見渡しても誰も居ない。


「E級、B級冒険者か…」


 安堵の声と共に突然目の前がピカッと光る。


 目を凝らして見つめると、ランタンのようなものを持った戦士っぽい女性の姿がそこにあった。


「異形のオーク討伐のクエストを受けてきたのか?」


 彼女は淡々とした口調で尋ねてくる。


「あぁ、そうだけど?」


「E級の君には無理だ。今すぐにでも引き返した方がいい」


「あー、それは無理だな」


「…途中で出会すオークはレベル28だが。異形のオークは噂だとレベル90はあるそうだ…報酬目当てでここまで来たのだろうが、奴に見つかれば確実に死ぬぞ?」


 確実に死ぬ、か。


 むしろボス戦しか自信ねーんだけどな。


「おー、見てみてカトーさん、この人レベル70はあるよ?」


 リズが彼女のステータスを表示する。



 Lv 70

 名前 アンナ・ケネディ

 年齢 26歳

 性別 女

 種族 ヒューマン

 ジョブ 戦士


 スキル

【チャージアックス】

( エネルギーを斧に溜め、一時的に攻撃の威力をあげる)


 弱点

 虫



 おー、本当だ。アンナ・ケネディ26歳か。


 綺麗なブロンドの前髪をきっちりとセンター分けにしている感じがもう生真面目って雰囲気を醸し出している。それにさっきからの凛とした喋り方や身に付けている少し高そうなブローチを見るに私律儀な貴族なんですって感じもした。


「き、貴様等!断りもなく人のレベルを覗き見するなんて失礼だぞ!?」


 ケネディは激怒してリズからステータス表示の板を取り上げた。


「な、何だこれはっ!? 私の情報がダダ漏れではないかっ!?」


 彼女はリズ所有のレアステータス表示アイテムを見て驚いている。怒ったり驚いたり忙しい奴だな。


「へっへーん。すげーでしょ? ボクの特性アイテムだよん」


「……普通、ステータス表示アイテムは相手に対象を移した時にレベルしか表示されないはず…」


 凄くいいリアクションで彼女が驚くたびにリズの鼻がどんどん伸びていくのが分かった。


「へっへーん!へへへーんだ!」


「君は、このレアアイテムをどこで手に入れたのだ!?」


 ケネディの質問に対し、リズは親指でグッと自分を指しドヤ顔で答えた。


「もちの、ろん!オイラが作っちまったのさー」


「なん、だと!?まさか錬成スキルか!?」


「そーだよーん」


 ケネディが言うにはあのステータス表示の板はまじでめちゃくちゃ凄いアイテムのようだ。またそれを錬成したって事はリズの錬成スキルは相当大したものらしい。


「もー、カトーさんが全然良い反応してくんないからさー。 これが普通の人のリアクションね? ボクってば本当は凄いんだから」


「あー、はいはい。 そーですか」


 調子に乗ってるリズの言葉を適当にあしらう。


「失礼だが、お嬢ちゃんは錬成士か何かか?」


 おー、ケネディさんはリズの事を相当年下だと思ってるようだ。まーあの顔、あの体型、あの口調ならしょうがない。


 案の定年下扱いされた事にリズは少しカチンときたようでテンション低めに答える。


「ボクは21歳だよ…それに錬成士じゃなくて天才魔法使いだし」


「そ、それは失礼をしたっ!この通りだ。無礼を許してくれ」


 ケネディさんは超律儀に頭を下げ謝罪をする。凄く気品のある見事な一礼だった。


「まーあ?わかれば?いいんだけどさー、つーん」


 つーんって実際に擬音を口にするなよ。


 しかもせっかく相手が謝罪したのにその態度。まじでコイツの連れだと思われるの恥ずかしくなってくる。


「いや、そんな事より。俺達の方こそ勝手にステータス覗いちゃって悪かった、俺達はあまり他人と関わり合いがなくて礼儀?とかマナー的な事をよく知らないんだ。…本当に悪かった」


 クレーム対応で手慣れた最敬礼をして深々と頭を下げる。誠意には誠意を、大人としての当然のマナーだ。


「…頭をあげてくれ。そうとも知らずに私の方こそ怒鳴ってしまい申し訳なかった」


 あれ?意外とこのケネディさん良い人かもしれない。


「俺の名は加藤。で、こっちのフードのクソガキがリズだ。よろしくな、ケネディさん」


「誰がクソガキだってー!?」


 ギャーギャー騒ぐリズは華麗にスルーして、俺はケネディに微笑み握手を求める。


「何故名前をっ…そうか…ステータスに全て表示されてたのだったな。よろしくカトー」


 少し顔を赤めながらケネディは俺の握手に応えてくれた。


「…因みに、ステータスだが。…どの辺まで見たのだ?」


 ケネディは手を握り締めたまま、少し緊張気味に質問してきた。


「あー、どこまでって。 年は26で、チャージアックスのスキルがあって、後は…あ、そうそう虫が弱点とか意外と可愛いところがあるんだな?」


 そう答えた瞬間握手をしているはずの右手に痛みが走った。


「あの情報だけはデマだ、忘れろ…」


 引きつった笑顔のまま俺の右手を握力でギリギリと握り潰そうとしてくるケネディ。この女めちゃくちゃ力が強い、それに目が本気だ。


「あっ、あーなるほどな。まーそういう事もあるよな?うん」


「分かればそれでいい…」


「えー?ボクのアイテムにデマ情報なんて表示されねーですよ?」


 悪い、今だけはまじで空気読んでくれリズ。



 ◇



 俺達は金が無い事、そしてこのクエストを攻略しないと今晩泊まる宿代も飯代もない事、要は切羽詰まっている事をケネディに伝えた。


 すると彼女から一時的にパーティーを組まないかと提案をしてきた。正直手数の多い事のありがたみを痛感しながらここまで単体で進んできたそうだ。


「攻撃力なら自信がある。それとHPポーションを複数持っている。正直ボス戦でアイテム係としていてくれるだけで助かるのだが…どうだろう?」


「ちょっとアイテム係って!カトーさん異世界てっ…もごもご!?」


「ちょ!お前は少し黙ろうかっ!」


「んー!んー!」


 ことあるごとに俺は転移者だ!と暴露されるのもなんだが居心地が悪いし自慢してるみたいでなんか腹立つので、早速暴露しようとしたリズの口を無理矢理塞ぎ俺はにこやかに彼女の提案に承諾した。


 ボスに辿り着くまでのザコ戦で苦戦していた俺達にとっては願ったり叶ったりな提案だ。これでかなり効率的に奥まで進めるはずだ。


 たいまつ&ランタン係となったリズは先頭を歩くケネディに聞こえないようにブツブツと呟く。


「むー、なんでー?カトーさん転移者だって言わなかったの?あのスキル使えばボスなんでワンパンなのに。アイテム係にされちゃってんじゃん」


「あーなんか、いちいち俺転移者なんで大丈夫っす。って言うのもうざいじゃねーか」


「そーかな?じゃあ逆に俺はただのレベル21 だぜー的な弱いアピールしてて、いざボス戦なったら急に突っ込んで行ってあのボインの金髪美女に危ないわよ!?的な心配されながらもワンパンでボスを倒して、カトーさんって何者なの!?的な事を思われつつ俺つえーって余韻に浸る勝利シーンがお好みなの?」


「…………」


 確かにそっちの方が鉄板の『主人公野郎』みたいで腹が立つな。それにしてもリズの奴、だいぶ俺の影響受けたような喋り方だったような気がする。


「まー、別にボクはそんな俺つえー的な感じでドヤ顔しててもイラつかないよ?だって転移者は本当に強いんだもん。カトーさんは難しい事を考え過ぎなんだよ」


 珍しくリズから説教を受けてしまった。しかし、本当は彼女の言う通りなのかもしれない。転移者に対してここまで嫌悪感をもってるのも、もしかしたら俺だけなのかもしれない。でも、やはり俺はこのスタンスを変える事ができなかった。



 ◇



「はっ!!」


 ケネディはびっくりするくらいの火力で斧を振り回しオーク達はバタバタとなぎ倒していく。


 俺の出番は複数オークが出た時にケネディがとどめを刺し逃した奴を仕留めるだけの簡単なお仕事だけだ。


「あの金髪ボインめっちゃ強いね」


「だな。しかも喋り方とか動作がいちいち品があるっつーか、どっかの貴族なのかもな?」


「えー、品なんかあるー?あのボインだよ?」


 オークの死骸から斧を引き抜き、彼女はこちらを振り向く。


「私の家は、ケネディ家という…今は貧乏貴族のようなものだ」


 聞こえてたのかよ。それに、やはりケネディは貴族だった。


「ケネディ家かー、全然知らないやー」


 お前金髪ボイン言ってたのも聞こえてたんだぞ?よくそんな態度とれるな?まじで。


「…ふふ、まぁ…知らないのも無理はない。…これでもお爺様の代ではある程度名の知れた貴族だったのだがな…」


 ケネディは少し遠い目をしながら自傷気味に笑った。


「すまぬ。 要らぬ話をしてしまったようだ、先を進もう」


 彼女は再び先頭を歩き先に進みながらも凛とした口調で言葉を続けた。


「…それと私は金髪ボインではない。アンナ・ケネディだ。ひがみなら他をあたってくれるかな?お嬢ちゃん(・・・・・)


「へー」


 ケネディからの反撃で、こっちが悪いのにも関わらず完全にリズはスイッチが入ってしまった。彼女は静かにケネディを睨み付ける。


「おいおい…喧嘩すんなよ?」


 仲裁に入る俺の言葉など聞く耳をもたないリズは冷たい笑顔を浮かべケネディに皮肉を言う。


「まぁ? どんなに胸が大きくても、結局男は若くて可愛いこの方が好きだからさーあ? それにボインちゃん、お肌の手入れいてる〜? よく見るとガザガサしてるんじゃな〜い?」


 リズは持っているランタン&たいまつで、わざとらしくケネディの肌を照らす。


「わ、私は戦士だ! そんな肌のケアなんていちいちやってやれるか!!」


「あー、いるよねー!君みたいな私凛々しいんです!って雰囲気出しておきながらも結局男に女の顔を見せて媚びる奴!! 私は戦士だ!!とか言っててもど〜せ、狙ってる男の前では、これでも私も女なのだぞ?的な口調&上目遣いで男に媚びを売るんだろ? あー、まじで無理!!君みたいなタイプほんっと無理!!」


「な、な、何を言っているのだ!? 私は別に男に媚びを売ったりなど…」


「ふーん、それならいいけど。 どーでもいいけど、カトーさんには色目使わないでよね〜? ボクの大切な仲間なんだからさ!!」


 突然ギュッと腕に抱き付いてくるリズ。


「あ、当たり前だ!! 何故私がカトーに色目を使わなければならないのだ!!」


 顔を真っ赤にして否定するケネディ。


 あまりこう言った話は苦手なのだろう。


「それならいいけどさ〜。 あ、それとお肌のケアをやってられるか!ってさっき言ってたけど、ほんっとに日々の小さな積み重ねの努力が後々響いてくるからね? 4.5年後ババアになってても知らないよ〜ん? まぁ、ボクからしたら? 君は今でも充分ババアなんだけどさ〜。ぷーくすくす」


「くっ!?」


 ケネディは心底リズにムカついているのだろうが、やはり貴族として、戦士としてのプライドなのか下唇を噛み締め、なんとか怒りを抑えようとしている。


 感情のままに相手を攻撃するリズよりも、彼女の方が何倍も大人だ。


「ふん、勝った!!」


「勝ったじゃねーわ!」


 ドヤ顔で俺にピースをしてくるリズの頭にチョップを落とす。


「あ痛っ!? むー!カトーさん、何すんだよ〜!?」


「お前も少しは大人になれ、こっちが恥ずかしいわ」


「ボクは大人です〜! カトーさんバ〜カ!!」


 口の端を引っ張り舌をぺろっと出すリズ。


 いちいちやる事がクソガキだ。



 ◇



 ケネディには俺から謝罪を行うと、彼女は気にしていないと、大人の対応をしてくれた。


 そして、暫く洞窟内を進んで行くと突然開けた場所に出る。


「カトー、気配を感じているか?」


「あぁ。しかもこりゃひでーな」


 そこはまさにオークと冒険者らしきもの達の骸が転がっている。まるでグロイ映画でも観ているかのような感覚になるが、これは紛れもなく現実だった。


「凄い匂い…」


 リズは顔をしかめ、通路側からこちらの方にこれ以上進もうとしなかった。


「…来るぞ!?」


 ケネディのその叫び声で、奥の方から咆哮と共に一つ目のオークが姿を現した。


「ぐぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 口には大量の血を垂らしている、先程まで何かを食べていたのだろう。


「間違いない!サイクロプスだ!!」


「カトーはん!みへ!!」


 リズはランタンをくわえながら、例の板を取り出しサイクロプスのステータスを表示した。




 Lv 119

 名前 サイクロプス

 種族 オーク族


 スキル

 捕食

 (人、モンスター関係なく食べた分だけレベルが上がる)


 弱点

 とくになし



「レベル119だと!?レベル90代ではなかったのか!?」


「もふ!かっへにみはいへよ!!」


 サイクロプスのステータスを見て驚くネディに対してリズが『勝手に見ないでよ』と迫力の無い怒鳴り声をあげる。


 間違いない。そこら中に散らばってる屍はサイクロプスに食い散らかされた残骸だ。奴は食ってレベルを上げている。


「やるしかないっ!!」


 斧を構えてサイクロプス目掛けて特攻するケネディ。


「ごぉぉ?…ぐぅおおおおおおおおお!!」


 しかし彼女が放つ斧の斬撃でも、対したダメージを与える事ができていない。サイクロプスは彼女目掛けて殴り掛かってきた。


「くっ!?」


 彼女は咄嗟に斧でガードするがサイクロプスの攻撃力は半端なく、その衝撃で後ろに吹っ飛ばされた。


「おぉおおおおおおおおおおおおお!!」


 興奮気味にサイクロプスは咆哮をあげる。


「あー、やべー、まただ。テンション上がるわ」


 前回同様、突然頭の中でマリリン・マンソン の曲が流れる。そういえば仕事中ピークタイムでもずっと脳内でロックが流れていたような気がする。


 俺は軽く頭を動かしリズムを取りながらサイクロプスを視界に捉える。身長は通常通りのオークとそんなに変わらない、ただレベル100超えてるだけあって身体の筋肉がえらいことになっているが、やれなくはない。


「ささぁ!カトー大先生!やっちゃいましょー!」


 いつの間にか、たいまつ&ランタンを持ち直しているリズが政治家に群がる嫌らしいオッサンみたいな調子いい事を言ってくる。


「…少し黙ってろ」


 リズの言葉をスルーして、俺は脳内に爆音で流れる音楽に浸る。


 そして、狂ったように叫ぶサイクロプス目掛けて走り出した。


「カ、カトー!?君には無理だ!!今すぐ下がれ!!」


 背後からケネディの叫び声が聞こえた。


「あー、はいはい。結局このお馴染みの展開な」


 自ら撒いた種ではあるが、結局一番腹立つ展開に持ち込んでしまった自分自身に対して俺は卑屈に鼻で笑う。


 次の獲物が来たといわんばかりの表情で、サイクロプスは俺目掛けて殴り掛かってくる。


「攻撃がワンパターン過ぎだぜ」


 それを俺は前転するようにクルッと受け身を取り攻撃を避ける。


 そして俺は再びサイクロプスの首元目掛けて走り出す。【神の腕】を発動させ、右腕に再び白い光の模様のようなものがはしる。


「クソ異世界にラリアットォオオオ!!」


 何だかんだ戦闘を楽しんでいる自分を咎める意味も込めて、俺の信念でもある言葉を叫びながら、サイクロプスの首元にラリアットをぶちかます。


「ぐきゃがぁぁあばばばば!!?」


 ――ラリアットをぶちかましたサイクロプスの頭部を膨大な白い光の閃光が貫通する。そしてサイクロプスの身体はジュルジュルに溶けて地面に消えていった。


「やったぁぁぁぁあ!!カトーさん!カトーさん!やった!やったぁぁぁぁあ!!」


 たいまつ&ランタンを振り回しながら俺に抱き着こうとするリズ。


「うぉ!?あっぶねーな!?やめろ、来んなよ!」


「えへへー、なんでー?せっかく仲間に勝利の抱擁をしよーとしてあげたのにー」


 彼女は笑顔できゃっきゃとはしゃいでいる。


 ポカーンと口を開けた状態で、そんな俺達を茫然と見つめるケネディ。

下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。

面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、どちらでも構いません。


コメント、ブックマーク等もして頂けたらめちゃくちゃ嬉しいです!!


次回更新予定 7/5 深夜0:00

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ